・ CLOTH TO YOU OFFICIAL SITE 公式サイト
渋谷ギャラリー・ルデコで2/15-19開催、6名のカメラマンやフォトグラファーらにより創られた、コスプレをモチーフにしたグループ展、CTYを見て参りました。ちなみに時間軸は木曜夜です。
(なお、前々回の記事の反響が大きすぎて、少し潜ってました…)
会場は小さいので、急げば10分程度で全部を見られる規模です。
でもジックリ見ようとすると時間がかかります。よく見ると、細かいところで凝ってるからです。
渋谷ギャラリー・ルデコで2/15-19開催、6名のカメラマンやフォトグラファーらにより創られた、コスプレをモチーフにしたグループ展、CTYを見て参りました。ちなみに時間軸は木曜夜です。
(なお、前々回の記事の反響が大きすぎて、少し潜ってました…)
会場は小さいので、急げば10分程度で全部を見られる規模です。
でもジックリ見ようとすると時間がかかります。よく見ると、細かいところで凝ってるからです。
まるでロードムービーの1シーンの様にロケされた作品もあり、
大判のパネルに巨大に出力された迫力の作品もあり、
写真そのものにアナログで描き込んだりデコレーションした作品もあり、
会場の一部をまんまセットの様にしてる作品もあり…。
気になった事があったので、目の前にいた出展者の方(レイヤー兼カメラマンのmitさん)に「モデルのコスプレイヤーはどうやって集めたんですか?」と聞いてみましたところ、やはり各々のカメラマンのネットワークによって集まった人達だそうで、良い意味で非常に同人的だなー、と。
だから、コスプレ雑誌のグラビアや、イベントのステージなんかで活躍する有名な人というのは殆ど居ないんですけど、それがまた良いと思います。まだ色の着いてない素材っぽくて。
唯一、会場内で撮影可能なスペース。廃墟の様な、物置の様な、子供部屋の様な、不思議な空間でした。
右側のテーブル上に置いてある写真集は手に取って読めます。これは、chuchucafeさん発行の「12星座に準えたコスプレと変なスープのレシピ写真集」「コスプレ女子×お菓子のレシピ」。星座やお菓子をモチーフに擬人化した、レシピ集っぽい体裁のコスプレ写真集です。
…何を言ってるか分からないかもしれませんが、だってそういう内容なんだから仕方無いでしょ!
・ chuchucafe
(ね?そういう内容でしょ?百聞は一見でしょ)
【この段は最終日に再訪して追記】
最終日2/19にはブースで、モデルを勤めたスゥさん(山羊座)がずっと本を読んだりしてました。
夜琉さんのアレシア(FF零式)も会場に。
× × × ×
小さな会場の中をフルに使って、コスプレのアート的な方向性を、ギュッと超濃縮して見せてくれたと思いました。
雑多かもしれないけど、おもちゃ箱みたいな面白さと言いますか。
もちろん、これはあくまでも方向性の一つだと思います。
こういった“カッコイイ写真を創る”的な活動以外にも、コスプレは幅広いです。
極端に言うと、写真を殆ど撮らずに、単に好きなキャラになりきって歌ったりスポーツしたりっていう人も居れば、遊園地で子供相手に追っかけたり追っかけられたりを繰り返す着ぐるみもいます。
(その中の一部には、ポルノ的な表現だって、あるでしょう)
しかしですね…。
かつて晴海国際見本市会場の、薄暗いC館でみんなで集まって騒いでる位だった時代からの人間としては、あぁ、ここまで、文化として広がって来たんだ…っていうのが、ちょっと感慨深いのです。
スマン、着ぐるみレイヤーのオッサンは場違いかもしれんけど、でもこの空間を自分の目で見たかったんだよ…。
入場無料の小スペースで見やすいですし、是非、渋谷まで行ける人は行って、実際に見てほしいです。
辿り着くには、難解極まる“渋谷駅”というダンジョンを攻略せねばならないのですが、JRの場合なら、新南口の改札から出て、まっすぐ歩いて橋を渡り、右に曲がるとすぐ。一階も展示場になってる小さなビルの4階です。
(JR渋谷駅の新南口は山手線ホームから300m位歩くけど、一本道なので外に出るより分かり易い)
・ 出展された6名のプロフィール
ここで一部の作品をサンプル的に見る事も出来ます。
キャラ名や作品名は無いので何だか分からないキャラも…そこはホラ、著作権とか厳密に考えちゃうと面倒だし…。
× × × ×
・ コスウォール
そして、会場の奥の壁を使い、来廊者が自分のコスプレ写真を貼っていく、コスウォールという企画があるのですが。
これもすごく面白い試みだと思います。
一歩踏み出せば、誰だってこの空間の、つまり作品の一部になれてしまう訳ですから。
最終日の終了直前に再訪して数えてみましたが、同じ人が小さな写真を並べて貼ってるのは合わせて1組と計算して…合計でだいたい145組くらい、並んでいたと思います。
中には手作りのミニ写真集をそのまま貼った人がいたり、個人的に知ってる顔も混じってました(笑)
ここに僕が貼って来たのが…
コレ!
原子力安全・保安院の西山英彦審議官 × 公害怪獣ヘドラ…
コスプレを使った風刺漫画!(と言い張る)
イヤガラセの様ですねー…。
正直、回りの美麗なお写真の中で、異彩を放つどころか異臭を放ってそうな写真なのですが、会場に様子を見に来ていたカメラマンのレオグラフさんと小林幹幸さん(だと思う)がこれを見かけて大笑いしてくれてたので、ホッ。
足跡どころか傷跡を残してきました。
剥がされてなければ、まだ残ってると思います。
美麗な写真だけがコスプレじゃないんだぜッッ!?
× × × ×
オマケ: JR渋谷駅新南口の構内のブックスタンドに飾られていたTシャツ。
どうでもいいですが、「オリジナル設定の擬人化~」とかやってるコスプレイヤーのオンナノコは、なんとなく私服が原宿系ファッションである場合が多い様な気がします。デコデコな。
この繋がりを解き明かす鍵は「中二病」という言葉にある様な気がするのですが、これ以上は解明できません。一身上の都合で。
・ KERA!は(やっぱり)コスプレ雑誌か (参考文献)
[この後、続いてるかもしれない記事なので読んで頂きたい]
・ 二つのコスプレ展、CTYとコスプレショウケースを見ながら考える現代コスプレ史
[ ↓ 書いた人のアカウント]
ツイッター ・ mixi ・ cure
(どんな感想でも、投げて頂けると、一通り読みます。必ず)
大判のパネルに巨大に出力された迫力の作品もあり、
写真そのものにアナログで描き込んだりデコレーションした作品もあり、
会場の一部をまんまセットの様にしてる作品もあり…。
気になった事があったので、目の前にいた出展者の方(レイヤー兼カメラマンのmitさん)に「モデルのコスプレイヤーはどうやって集めたんですか?」と聞いてみましたところ、やはり各々のカメラマンのネットワークによって集まった人達だそうで、良い意味で非常に同人的だなー、と。
だから、コスプレ雑誌のグラビアや、イベントのステージなんかで活躍する有名な人というのは殆ど居ないんですけど、それがまた良いと思います。まだ色の着いてない素材っぽくて。
唯一、会場内で撮影可能なスペース。廃墟の様な、物置の様な、子供部屋の様な、不思議な空間でした。
右側のテーブル上に置いてある写真集は手に取って読めます。これは、chuchucafeさん発行の「12星座に準えたコスプレと変なスープのレシピ写真集」「コスプレ女子×お菓子のレシピ」。星座やお菓子をモチーフに擬人化した、レシピ集っぽい体裁のコスプレ写真集です。
…何を言ってるか分からないかもしれませんが、だってそういう内容なんだから仕方無いでしょ!
・ chuchucafe
(ね?そういう内容でしょ?百聞は一見でしょ)
【この段は最終日に再訪して追記】
最終日2/19にはブースで、モデルを勤めたスゥさん(山羊座)がずっと本を読んだりしてました。
夜琉さんのアレシア(FF零式)も会場に。
× × × ×
小さな会場の中をフルに使って、コスプレのアート的な方向性を、ギュッと超濃縮して見せてくれたと思いました。
雑多かもしれないけど、おもちゃ箱みたいな面白さと言いますか。
もちろん、これはあくまでも方向性の一つだと思います。
こういった“カッコイイ写真を創る”的な活動以外にも、コスプレは幅広いです。
極端に言うと、写真を殆ど撮らずに、単に好きなキャラになりきって歌ったりスポーツしたりっていう人も居れば、遊園地で子供相手に追っかけたり追っかけられたりを繰り返す着ぐるみもいます。
(その中の一部には、ポルノ的な表現だって、あるでしょう)
しかしですね…。
かつて晴海国際見本市会場の、薄暗いC館でみんなで集まって騒いでる位だった時代からの人間としては、あぁ、ここまで、文化として広がって来たんだ…っていうのが、ちょっと感慨深いのです。
スマン、着ぐるみレイヤーのオッサンは場違いかもしれんけど、でもこの空間を自分の目で見たかったんだよ…。
入場無料の小スペースで見やすいですし、是非、渋谷まで行ける人は行って、実際に見てほしいです。
辿り着くには、難解極まる“渋谷駅”というダンジョンを攻略せねばならないのですが、JRの場合なら、新南口の改札から出て、まっすぐ歩いて橋を渡り、右に曲がるとすぐ。一階も展示場になってる小さなビルの4階です。
(JR渋谷駅の新南口は山手線ホームから300m位歩くけど、一本道なので外に出るより分かり易い)
・ 出展された6名のプロフィール
ここで一部の作品をサンプル的に見る事も出来ます。
キャラ名や作品名は無いので何だか分からないキャラも…そこはホラ、著作権とか厳密に考えちゃうと面倒だし…。
× × × ×
・ コスウォール
そして、会場の奥の壁を使い、来廊者が自分のコスプレ写真を貼っていく、コスウォールという企画があるのですが。
これもすごく面白い試みだと思います。
一歩踏み出せば、誰だってこの空間の、つまり作品の一部になれてしまう訳ですから。
最終日の終了直前に再訪して数えてみましたが、同じ人が小さな写真を並べて貼ってるのは合わせて1組と計算して…合計でだいたい145組くらい、並んでいたと思います。
中には手作りのミニ写真集をそのまま貼った人がいたり、個人的に知ってる顔も混じってました(笑)
ここに僕が貼って来たのが…
コレ!
原子力安全・保安院の西山英彦審議官 × 公害怪獣ヘドラ…
コスプレを使った風刺漫画!(と言い張る)
イヤガラセの様ですねー…。
正直、回りの美麗なお写真の中で、異彩を放つどころか異臭を放ってそうな写真なのですが、会場に様子を見に来ていたカメラマンのレオグラフさんと小林幹幸さん(だと思う)がこれを見かけて大笑いしてくれてたので、ホッ。
足跡どころか傷跡を残してきました。
剥がされてなければ、まだ残ってると思います。
美麗な写真だけがコスプレじゃないんだぜッッ!?
× × × ×
オマケ: JR渋谷駅新南口の構内のブックスタンドに飾られていたTシャツ。
どうでもいいですが、「オリジナル設定の擬人化~」とかやってるコスプレイヤーのオンナノコは、なんとなく私服が原宿系ファッションである場合が多い様な気がします。デコデコな。
この繋がりを解き明かす鍵は「中二病」という言葉にある様な気がするのですが、これ以上は解明できません。一身上の都合で。
・ KERA!は(やっぱり)コスプレ雑誌か (参考文献)
[この後、続いてるかもしれない記事なので読んで頂きたい]
・ 二つのコスプレ展、CTYとコスプレショウケースを見ながら考える現代コスプレ史
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(どんな感想でも、投げて頂けると、一通り読みます。必ず)