コスサミの大阪予選の観覧を兼ねて、ストフェス初参加して来ました!

 でもホラ、この前の記事で復興支援コスプレ委員会のズサンさと不審点について、色々言及して来たじゃない?
 大阪は彼らの本拠地ですから。もしやアサシンが放たれてるかもしれませんからね…。
 

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 カンペキな変装です!
 これで誰も駄チワワさんとは分かりませんから…。
(他に居ねーよ…とツッコミたいでしょうが、実はミミックレイヤーは日本に3人くらい存在します)

 話が前後しますけど、更衣室までが大変でな…。
 アーカイブの参加表明ページを見ると、男女計で1200人超。実数はそのくらいになるだろうから…。
(コミケだと男女計で一日8000人、TDCだと一日4000人くらいまで行くけど、東京以外で2000人越えは珍しい)
 当初予定されていた更衣室用のビルまで、男性列だけで70m位あったのね。
 で、ヤバイってんで急遽、男性更衣室は別のビルの一室を使う事になった様でして。コスベースっていうレンタルスタジオだったので、話がしやすかったのか。
(今や日本中いたる都市に、コスプレ撮影用のレンタルスタジオがあります…)

 それでも並び始めてからビル6階の更衣室まで、軽く1時間半待ちですよ。その内の1時間は階段待機ですよ。東京でもこんなに男性レイヤーが多いイベントって記憶に無いですよ。
 13時過ぎてようやく外へ出てきたらオープニングパレードも終盤で、殆ど見逃しちゃったよ!
 男性列でこんなに並ぶなら、女性列の長さは…想像を絶するレベルでしょうな。
 聞いてみましたら、昨年のストフェスが大震災で中止されたので、今年は特に人が多いとか。
 でも更衣室開始時間前からコスプレで歩いてた、つまり公式更衣室を使ってない違反者もかなり居た模様…。

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 音々ちゃんレーシングカー展示。
 でも誰も車を撮ってないし、ドライバーが所在無さげにフェードアウトしてたし…。

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川越シェフがミミックに捕食されてる画像ください」

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「強いられているんだ!」

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 ドラえもんチームが。

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 大器晩成型自宅警備隊レイブルの皆さん。有名な自宅警備隊NEETの派生パターン。
(軍装は一般人と場所を共有するには微妙なジャンルなのです。本家の自宅警備隊NEETはリアルな特殊部隊イメージなので、事前に運営側に可否を問い合わせたところ「不可」判定が出たので、参加自粛の判断に至った。レイブルは軽装で武器を持ち込まないので平気なのでしょう)
(また、公式の自宅警備隊NEETが隊員たちへの自粛を呼びかける中、登録していない非公式の野良NEETが参加してしまっており、少々問題になっている。→ 3/20日ストフェス 野良自警隊隊員についてのアレコレ

 と、まぁ、着ぐるみやネタ系が多いのって良いよね。お祭りって感じがして。コミケのコスプレ広場のノリ(と超混雑っぷり)が、果てしなく拡大した様なイメージです。
 コスサミ前日の大須パレードなんかもそうなんですけど、生活感あふれる商店街が異空間になるって感覚は面白いし、一般人と場所を共有するので、互いに新鮮な驚きがあったりする訳です。
 あ、ミミックの下半身あまり写ってないけど、足でステップ踏んでたりパフォーマンスしてるんです。

 いま全国的に、(聖地巡礼ブームなんかもあって)コスプレを地元のお祭りに取り込んで、町おこしの起爆剤にしようという試みが行われています。
 一般人はコスプレそのものを珍しがってくれるので集客できるし、レイヤーにとっては珍しい場所で遊べたり写真撮れるので、互いにメリットがあるんです。

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【世界コスプレサミット2012、日本代表選考会、大阪予選】

 東!ライブドア運営の画像投稿型SNS、“Cure”! 
 西!有限会社ふわり運営の交流型SNS、“コスプレイヤーズアーカイブ”

 熾烈なシェア争いを繰り広げる二大コスプレSNSが、コスプレサミット日本代表選考会にて、禁断の交流戦に踏み切った。
 3月の大阪予選会にはアーカイブ、5月の東京予選会にはCureが協力し、そこにWEB予選チームを加え、二大SNSが両方協力する6月の名古屋コミックライブ内にて今年の日本代表チームが決定、8月の世界コスプレサミット決勝大会へコマを進める…。
 つまりこれは別の視点から見れば、二大コスプレSNSによる、盟主の座を賭けた代理戦争であり、己の存在を誇示するためのイデオロギー闘争なのであった…
(以上、コスプレイベントをプロレス誌的な煽りで表現する試み)

 いや、まぁ、コスサミの日本代表ってこの2年ほど、決勝の前日夜に小規模に選考されていたので、それがようやっとリーマンショック前の規模まで戻った…という訳です。→ストフェス公式サイトの紹介ページ 

 あ、最初に言ってしまうと、コスプレサミットって、本当にコスプレの世界一が決まるのか?全国のレイヤーにとって権威付けされてるのか?といえば、ハッキリ言えば「No」だと思います。
 あくまでTV局の企画であり、コスプレというより、コスプレによるパフォーマンスを競っている大会ですから。レイヤー層からの関心も、まだまだ高くは無いと思います。

 ただ、お祭りとして、コスプレの一つの表現として、とても面白いものであるし、予選も含め挑戦している出場チームの皆さんには、その青春をかけて、悔いなく全力を出してがんばってほしいと、本気で思ってます!

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 出場チームの皆さん。
 ちなみに本来は出場枠5チームの予定でしたが、発表が遅れ、結局4チームのみになりました。…集まらなかったのかしら。

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 審査員の皆さんも。
 手前から、レイヤーズアーカイブ運営ふわり社長の吉田創氏、音楽プロデューサーの大野明宏氏、“天王寺の赤い彗星”シャア芸人ぬまっち氏、でんでんタウン協栄会副会長の伊東雅博氏。
 つか、あきらかにカメラ陣取るポジション間違えたね…真横だもの。


・ るぷり~ど(マクロスF)
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 シェリルとランカによるダンスパフォーマンス。タイミングピッタリ。二人で練習したんだろうなァ…
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 ハイレベルにシンクロしたダンスに、客席からは「オタ芸打ちたくなる~」という声が。
 ぬまっち氏の「(シェリルへ)そちらのアルテイシア…」というボケに、司会から「髪だけで判断しないでください」とツッコミ。

・ Miri’n(マクロスF)
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 こちらはWランカ。二人のランカが魔法で早変わりして…
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 衣装チェンジ!
 ぬまっち氏に衣装のカラーを「キュベレイ!?」とイジられてました。

・ Planet Links+(名探偵コナン)
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 あまりにオンチなコナンに、灰原から博士の作った“歌が上手くなる薬”が渡される。
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 歌唱力の上がったコナンが、高山みなみの主題歌を歌いながらダンス、「このステージはコスプレサミットとプラネットリンクスの提供で~」というアナウンス付き。
 終了後のコメントで、演技の時間よりも長くコナンの魅力を語ってたり、衣装のこだわり(ネクタイ裏の変声機とか)を見せていて、本当に好きなんだろうなァ…
 ちなみに、お二人はリアル双子だそうです。

・ みつる&つかさ(コナミ beatmania2DX)
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 「ノクスとマタン」というキャラ名を聞いた時にピンッと来ましたが…昨年の日本代表選考会にも出場していたチームだ!「良い意味で中二病的な美的センス」って書いたの覚えてるもの。
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 剣劇の途中で剣が真っ二つに折れるアクシデント…でも、やり遂げたよ。
 審査上どうしても不利なマイナー作品で連続出場する辺り、本当に好きなんだろうなァ…。
(ホラ、自分がレイヤーだから、どうしてもパフォーマンス技術より、ハートやこだわりの部分を見ちゃう)

 ちなみにさっきから後方で観覧しておられる新撰組の集団は、関西圏でコスプレのパフォーマンスショーを行っている“CosPAfo”の皆さんです。昨年 まではメンバーから誰かしらが代表選考会にエントリーしていたのですが、今回は出場せず、ストフェスのオープニングパレードに出演していました。

 そして審査の結果、後者の2チーム、「名探偵コナン」「ノクスとマタン」が一回戦を突破し、名古屋の日本代表決定戦へコマを進めました。



【 大坂予選 感想 】
 歩行者天国の一角をポールで区切っただけ、つい立すら無いというチープな環境でしたが、これはこれで面白さがありました。
 どうしてもステージに上がっちゃうと見上げる目線になって、観客との一体感とか手作り感が、薄れてしまうから。これだと同じ目線で、より素直に応援できると言いましょうか。

 個人的に注目してたのは、今回協力してるレイヤーズアーカイブ吉田社長が、審査員としてどんなコメントするのか?という部分でしたが…。カイブは(Cureと比べて)運営側がメディアに登場しないので、珍しいのです。
 でも、ユルい。コメント求められてもなんかボンヤリしてて、「ノクスとマタン」にも「戦う姿がセクシーだった」とかアバウトな事しか言わないんだもの。Cure管理人の乾たつみさんがコスコスプレプレ出演時に的確な情報をトークで出してくるのに比べると…多分…吉田社長って、コスプレに関しては素人、だよなぁ…。
(Cureはサークル、アーカイブは業者、というのが運営に対する個人的な例え話)
 でんでんタウン協栄会の伊東副会長も凄くて、コスプレの審査員なのに、何を聞かれても「私には分かりません!」で通した(笑) でも「楽しそう」「一生懸命な感じ」って部分で評価してくれていたので、好感は持てたよ。

 そんな訳でコスサミ大阪代表は、メジャー作品モチーフにコミカルに演じた「名探偵コナン」(Planet Links+)、マイナー作品モチーフにシリアスに演じた「ノクスとマタン」(みつる&つかさ)という、対照的な2チームになりました。
 
 会場は一般客も多くてノリが良く、盛り上がりました。
 元々、コスプレによるステージパフォーマンスってのは関西圏が主流で、関東では殆ど行われてないんですよね…。(たまにあるけど、参加者は公募じゃなくて縁故なんだもの)
 東京予選はCure協力で5/6晴海COSSAN…これは一般人と隔離され、レイヤーしか参加してない撮影系イベントなので、この大阪予選やコスサミ決勝とは全く客層やイベントの雰囲気が異なります。
 さぁて、どう戦い抜くかな…?(ザンボット3風に)

 つーか、今年から特撮解禁になったので自分でも一度挑戦したいんだけど、二人一組じゃないといけないので、巻き込める友達がいないんだよね…。

・ 名古屋・大須電波ニュース【WCS2012】大阪予選会場レポート 
(さすが、くわしい)

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 大阪は面白いな…だって、ボケるとツッコんでくれるんだもの…。
 老後は大阪への移住も考えたいレベルです。

 終了後、男子更衣室はそれ程でもなかったけど、女子更衣室はまた凄い列になっていたよ…帰りの着替えはどうしても男女で過程が全然違うしね…ほれ、女性の方って、作り直す手間があるじゃん。(何を?)

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 おつかれさまのミミック。
 8時間もエネルギー補給なしでやってたから、久々ぶっ倒れそうになりました。

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 帰りに寄った、ミミック的な場所。宝箱かと思ったらモンスターばっかりだったぜ…。
(最後は下ネタに落として、終了!) 
 

[関連記事]
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