『天装戦隊ゴセイジャーとよしもと新喜劇じゃ~』
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  はるばる千葉から観劇に行った甲斐が有りまして、非常に面白かった!
  以下、そのストーリーやギャグをまとめ。

  ×    ×    ×

  開演と同時に客席後方からウォースター登場。子供達を襲おうとする。(怪人は1話のミゾーグと、ビービ兵が3人)
  そこへ、舞台の幕が開くとそこにゴセイジャー5人が立っている。名乗りポーズからいきなり戦闘開始!ウォースター撤退。

  その翌日、舞台は公園。
  喫茶店(虹)と、ラーメン屋台(花月ラーメン)が並んでいる。
  喫茶店員(名前分かんない)が客と「昨日またウォースターが現れて、ゴセイジャーが退治してくれたんですよ~」という会話。

  主役はラーメン職人の川端泰史と、それを手伝う未知やすえ。
  この二人は結婚を考えている間柄だが、劇団に入っていて役者への夢を諦め切れない川端は、やすえの両親に結婚を認めてもらえない。

・  このラーメン屋は支払いにクレジットカードが利用でき、屋台に置いてあるテンソウダーでカードを読み込む。


  そこへ、よしもと開発(すっちーともう一人。名前分からない)が、ヤクザの島木譲二を連れて、公園にレジャービルを建設するための立ち退きを迫ってくる。島木のパチパチパンチや早口言葉真空投げは相手にされず、皆は拒否する。

  その後、ヨボヨボの警官のMr.オクレと、新人警官(杖ついた老人)の青野敏行が見回りに来て、地上げ屋がうろついてるという注意をする。

・  ここで青野が持っているピストルがゴセイブラスター。


  今度は やすえの両親、島田一の介と浅香あき恵が公園にやってきて、やすえを実家に連れ戻そうとする。
  とりあえず場を取りなして、両親にはやすえの部屋で戦隊DVDを見せて時間稼ぎ。
  一同は、両親の戦隊好きを利用して、ニセの怪人に母・あき恵を襲わせ、それを川端たちが“花月レンジャー”として助けて印象を良くする…という作戦を練る。

・  喫茶店マスターの池乃めだかは、ブサイクな浅香あき恵を「外道衆」と呼んでいた。


  場面が暗転し、再びウォースターが公園に現れるが、パトロール中に通りかかった警官オクレは「異常なし!」と言って帰っていく。コケるウォースター。

  今度は再びやってきたヤクザの島木譲二がウォースターと鉢合わせする。
  島木の必殺のスピードハットが、ビービ兵にキャッチされて敗北。

  川端達は皆で集まって、ニセ怪人があき恵を襲い、それを助け出す練習。

  花月レッド…  川端泰史(主役だから)
  花月ブルー…  青野敏行(新人の老人警官)
  花月ピンク…  若井みどり(シワシワのお婆さん)
  花月イエロー…Mr.オクレ(ヨボヨボ)
  花月ブラック…井上竜夫(死にかけ老人)
  怪人…          島田珠代(ブサイク)

  しかしいざ本番の直前、公園にウォースターが現れ、本当にあき恵を人質に獲ってしまう。
  そして花月レンジャーたちの助けを呼ぶ声に応えて、ゴセイジャー登場!
  ここでウォースター・ゴセイジャー・花月レンジャー・その他が一斉に舞台を走り回りながら追いかけ合うネタに突入。

・  1周目…ウォースターがあき恵を人質に逃げ、ゴセイジャーと花月レンジャー他が追いかける。
・  2週目…ウォースターの人質が、なぜか珠代に入れ替わっている。
・  3週目…ウォースターの後をゴセイジャーが追い、それを追いかける川端達がバテていると、その後ろから老人達が凄いスピードで追い抜いていく。
・  4週目…ゴセイジャーが先頭を走り、それを花月レンジャー他が追いかけ、なぜか最後にウォースターが追いかける。

  この大騒動を目撃した よしもと開発の二人は、この公園から手を引く事を決める。

・  珠代、ゴセイレッドの股間に頭を突っ込む「チーン!」のギャグ。
・  池乃めだか、怪人の頭を狙った回し蹴りがヒザまでしか届かないネタの後、ウォースターにボコられ、起き上がって「今日はコレぐらいにしといたる!」でシメ。
・  未知やすえ、怪人に「この白豚!」呼ばわりされてブチギレ。「ナメとんのかゴラ!ワレ!ホンマにィ!!  ・・・こ、怖かったぁ…」のギャグ。

  ここから花月レンジャーとゴセイジャーが一緒に戦うクライマックスへ。

・  レッド川端泰史、ゴセイレッドに「同じ動きをして!」と言われるが、バック転は拒否。
・  ブルー青野敏行、杖の居合い抜きでビービ兵達を一瞬で蹴散らし、ゴセイブルー「できる…!」
・  ピンク若井みどり、悲鳴を上げて逃げ回ってるだけで、主にゴセイピンクが戦う。
・  イエローオクレ、真剣白刃取りに失敗し、ビービ兵の剣が脳天に突き刺さる。
・  ブラック井上竜夫、戦闘中に寝てしまい、ゴセイブラックがベンチに座らせる。

  ゴセイブラスター一斉攻撃を受け、怪人は倒され、5人は去っていく。

  あき恵はまだ、川端とやすえの結婚を認めようとしないが、島田一の介に顔をひっぱたかれ、目を覚ます。無事、二人は結婚を許された。
  やすえは悪阻を起こして妊娠を告げる。
  若井みどりも悪阻を起こして妊娠を告げる。(井上竜夫との間の超高齢出産)
  それを見て羨ましくなった あき恵は、島田を押し倒して襲う。島田は再びゴセイジャーに助けを求める。
  客席後方からゴセイジャー再登場!
  EDテーマが流れる中、客席の子供達と握手しながら舞台に上がり、カーテンコールで出演者全員が揃い、フィナーレ。

・  曲に合わせて出演者達が手拍子してる中、島木譲二はポコポコヘッド用の灰皿を叩いていた。
・  カーテンが降りきる直前、ゴセイレッドがゴロンと横になって、隙間から手を振る。


  いや~!くり返すけど本当に面白かったです。
  戦隊ファンと吉本新喜劇ファン、どっちか一方のファンでも充分楽しめると思いました。
  前回は2時間の芝居中、シンケンジャーが最初と最後しか出なかったので、子供達が飽きて騒いでしまったという反省(http://blog.livedoor.jp/zubunuretiwawa/archives/662598.html)から、今回は60分の短時間でまとめて、随所に怪人を絡めたのが良かったですね。ちゃんとネタ合わせしてるなーって感じの掛け合いが多かったので。
  で、なぜ本編ではとっくに壊滅したウォースターが暴れてるのかというと、ショー用の怪人スーツって初期に登場した物が使われるので、ショーの世界では幽魔獣ではなくウォースターがまだ現役なのです。

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<どうでもいいけど事前の予想図>


  そして会場には、本物よりも背が高い、

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子ども支配人(池乃めだか)や、

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茂造じいさん(辻本茂雄)の着ぐるみも来てました。

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  何度も衛星TVで観た、あこがれのなんばグランド花月のあの幕…。

  あぁ、大阪ってやっぱ面白いなぁ。
  老後は大阪に移住しようかと、本気で考えてしまいました。