さぁ立錐の余地なく超満員の観客を飲み込んでおります彦根城キャッスルロード!
   今年もまた幕を開けた戦いのワンダーランド、ゆるキャラまつりin彦根2010における初日注目ステージを中心にレポートいたします。
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■うなりくん(千葉県:成田市観光課)
   我が千葉県よりついに初参戦した注目の大型新人。

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   うなりくん前後。
   よく見るとほっぺたの丸い部分、ここだけ違う素材になっていて、ここが●●●になっているのである。ウマイ。●●●を隠すのではなく、別の形にして見せる…考えたなぁ。
   尻尾は前から見ると飛行機の尾翼だが、後ろから見るとウナギの尾びれになっていた。細かい。
   あと写真には写ってないかもだけど、周りのスタッフが首から下げているケータイには、赤いストラップが…ハイ、チーバくんでした。

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   開始前から既にAステージ前の観客は膨大な数に膨らみ、高まる熱気の中、ウォームアップに勤しむ   うなりくん。若干の緊張が見える。
   目の前に居た親子連れは「ひこにゃんまだ?」「あと30分だから」などという会話を交わしていたが、意味は分らない。


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   ステージ開始!
   いきなり観客全員に特製ファイルを配る大盤振る舞い。
   そして一緒にステージに上がった成田市観光課職員(たぶん)の男性が、紹介トーク。
「よくペンギンと間違われますけど、成田名物のうなぎと成田空港の飛行機が合わさったキャラクターです。だから握手しても、それは手じゃなくて翼です」
「うなりくんは、うなり星から来たんです。じゃ、うなり星にはアンタみたいなの沢山いるの?…あ、答えたくないみたいですねー」
「観光キャラクターなんで成田のアピールをさせていただくと、成田には、静と動の見所があります。静は成田山新勝寺。お正月の初詣で有名です。沿道には60件の鰻屋さんがあります。動はもちろん、成田空港。いまちょっと羽田空港の国際化で影が薄くなってますけど、成田空港も良いところです。ぜひ遊びに来てくださーい!」
   うーむ、この人、市の職員とは思えないほど喋りが上手い。

   この後、ドリカムの曲でダンスを披露。
   さらに別の専門スタッフが登場し、絵描き歌まで。(ドラえもん絵描き歌の替え歌)

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   冒頭に配られていたファイルには鉛筆と紙が入っており、うなりくんの絵をみんなで描いたのであった。
   これは面白い試み。たった15分の時間をフルに使って、みんなでうなりくんの姿形、設定や成田市のPRまで、ギュウギュウに詰まった充実のパフォーマンスであった。
   これはもしや、新スター誕生の予感が。

___以下、ゆるキャラ写真ばっかり___


■ハンバーグマのグーグー(静岡県:食べよう!!ハンバーグの会)

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   Bステージに突如として響き渡ったレッドツェッペリンの「移民の歌」!
   観衆を威嚇しながら入場するその姿はまさに、文明のキングコング…ブルーザー・ブロディの再来か。

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   マントの背中には目玉焼き。マスクを半脱ぎしてチラリズムをアピール。

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   さらに手足を収納してハンバーグに変身!
   この辺から演歌風のオリジナルテーマ曲「食べてください」が流れ始めた。
  
   ところで身長体重が「ハンバーグ1個分」って…家庭ごとに誤差ありすぎるだろ!でも見た目の身長が160cm程度なので、ゆるキャラの中ではかなり小型の部類。
   このグーグー、TV東京「ピラメキーノ」でピラメキパンダと対決し、延髄切りを食らって以降、左耳が不調だそうで。
   個人的には本日、千葉以外では最注目のキャラでした。(こないだmixi日記にコメント貰ったから)
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■さやりん(大阪:狭山市)

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   美少女の顔に、狭山池(日本最古の溜め池)の桜をモチーフとしたピンクの髪と、竜の子をモチーフとしたボディを持つ、インパクト大のキャラ。
   ステージでもないのに、ブース前でダンサーと一緒に踊っていたら…

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   お隣のブースでグーグーまで一緒に(即興の振り付けで)踊りだして、ちゃっかり便乗アピールしてました。何という胆力か。
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■ひこにゃん(彦根市)

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   グーグーのBステージ終了と同時にお隣のAステージに戻ろうとすると、既に観客と報道陣で溢れかえっていた。
   ステージ上に小さく見えるのがひこにゃん。やはり圧倒的な人気。
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■福ちゃん(長野県:木曽町)

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   Cステージだけ路地裏の公園に設置されているので、観客がどうしても少なくなってしまうのであった。これではテンションも上がらない。
   MCお姉さん(各ステージには、各キャラのスタッフ以外に、全体の進行を司るMCがスタンバッてるのである)が余った時間を埋めるため、福ちゃんを引率する男性スタッフに名前を聞くと「名前は、ジョン・スミス」という誰にも伝わって無いであろうギャグが帰ってきた。
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■LOVEちくん・ARTクン(名古屋市:あいちトリエンナーレ2010国際芸術祭)

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   ゆるい…
   オリジナルテーマ曲でダンスを披露したが、「らぶちくんー、らぶちくんー、ともだちはー、あーとくんー、あいちとりえんな・あ・れ♪」という、伴奏ナシの アカペラ曲で、もそもそした歌い方が耳にこびり付く奇曲であった。歌詞だけ書かれたってワカンねーよと言われるかもしれないが、でも同じ音程で   もそもそ歌ってるので、歌詞をそのまま読んでいただければ大体そのままだと思う。
   この曲、ゆるキャラのテーマ曲を集めたCDアルバムの企画が有ったのだが(会場内でも売られていた)、録音状態が悪いので収録は見送られたとか。
   しかしもう、Cステージの路地裏っぷりとも併さって、この存在自体が前衛アートを体現しすぎていると思う。
   ステージ下ではスタッフの女性(美人)が襟を直したりしてて、甲斐甲斐しく世話を焼いていた。

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   昨年版のLOVEちくん。比べて見ると…少し顔が変わった?
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■Helppi(フィンランド:ヘルシンキ市環境局)

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   ヘルッピ。海外キャラクター初のステージという事で注目したのだが。
   MCお姉さんと通訳を介した簡単な応答だけで、付添いのスタッフの女性が「モウ、イイ」と言って終了してしまった。わずか5分。
   きっと、紹介だけで、ダンスや寸劇などのパフォーマンスを想定してなかったのだろう。
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■サイパンだ!(北マリアナ諸島観光局)

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   その、もう一体の海外キャラクター。(ステージは日曜なので見られず)
   サイパンにパンダいねえよ!と言いたくなるが、そもそも日本向けを想定したキャラなのだろうなぁ。
   ちなみに今年話題になったテニアン諸島もここに含まれております。
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■からっキー(京都:向日市激辛商店街)

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   市内在住のミュージシャン氏が横で生演奏するオリジナルテーマ曲に合わせて、子供ダンサーと一緒に踊った。
   「ひーはー、ひーはー、からっキー♪」のメロディと歌詞が耳に残る。(LOVEちくんのテーマとは逆の意味で)
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■玄武岩の玄さん(兵庫県:豊岡市経済部観光課)

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   山陰海岸で160万年前に誕生し、昨年目を覚ました石工職人。
   ゆるキャラには珍しく、通常は怒った表情をしている…が。

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   眉をクルッと回転させると、こんな困った表情に。これは面白いアイデア!
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■台東くん(東京都台東区)

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   カニかと思ったら、この頭は台東の「台」だったんですね…
   台東区クイズを出題してましたが、4問全部正解だったぜ。まぁ、昔の勤め先が浅草だったから当然なのですが。他の人は難しかったかも。ここ滋賀県彦根市だし。

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   しっぽはハートマーク。台東区が地図で見るとハートの形っぽいからですって。
(余談だけど、着ぐるみはお尻の冷却ファンの有無で、かなり活動時間に差が出ると思う。今年の猛暑では特に、全国でゆるキャラが倒れる事故が相次いだからね…)
   この台東くんもお約束でダンスを披露したのだけど、一緒に踊る筈だったダンサーの方がどこか行ってしまうというハプニングのせいで、台東くんが一人で踊ってました。
   でもマイナーコードを多用したテーマ曲はカッコイイので、機会があったら聞いてみそ。
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■ひこにゃん&チキンマスク&ブラックチキンマスク(彦根)

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   ひこにゃん2回目のステージ。彦根のマイナー新人を同伴させ、知名度アップを図る。
   チキンマスクはすぐ傍のお土産屋「マスク小学校」のキャラ。

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   応援の為に林家ペー・パー夫妻も駆けつけていた。
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■やなな(岐阜市:柳ヶ瀬商店街)

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   商売っ気出しすぎ!ややなブース。物販が多いのと、隣にはネイルアートまで。

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   グッズ1000円以上購入で、ややな直筆サインが貰えます。
   この時に「やななからmixi日記にコメント貰ったんで…うなりくんの日記だったんですけど」と言ったら、覚えててくれました!傍の紙に「グーグーも?」って書いてくれたので(笑)
   …って事は、やななアカウントは、中の人(微妙な言い回し)本人が書き込んでるって事か?
   やななマスクはダンボール製ですが、微妙に改修が加えられており、最初に見た2008年版に比べて目のサイズ(アイライン?)が大きくなっております。
   2009年ゆるキャラランキングでは1位でしたが、今年は3位。

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   やななは散歩中、出会ったキャラと熱心なハグ。フリーダムだなァ。
   ステージは2日目なので、初日のみ参加の筆者は見られず。残念。
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■たわわちゃん(京都市:京都タワー)

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   やななとハグしてたのはこのコ。
   ゆるキャラの中でも特にシンプルなデザイン。
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■唐ワンくん(佐賀県:NPO法人   唐津市子育て支援情報センター)

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   元はセンターの職員が、他のイベントで使われた着ぐるみを再利用して作ったらしいキャラ。
   ダントツに“ゆるい”
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■とりもっちゃん(山梨県甲府市:みなさまの縁をとりもつ隊)

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   「B-1グランプリin厚木」で、ゴールデングランプリを獲得した「甲府鳥もつ煮」のキャラクター。ご当地グルメブームとゆるキャラブーム、双方でブレイクなるか!?
   ってゆーか目がイッてるよ!こわいよ!
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■801ちゃん(京都市:北区大宮南田尻町801商店街)

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   パレードと称して自転車で引っ張られていく。
   ガイドブックには「となりの801ちゃんのモデル」って書かれてますが、そんなに元ネタとの関係は無い。
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■とらとうちゃん(大阪市:コマパーク)

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   シャープ芯工場の営業マンという設定で、周りに誰も居ない場所で一人でカバンの中身を確認してたり、通り過ぎる人にお辞儀をしたりしていた。
   目の部分が造型ではなく、フェルトを切り張りしただけなので、焦点が合ってなくて怖い。
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■ブットンくん(大阪市:真宗大谷派大阪教務所)

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   「仏恩」という意味らしい…。
   さすが大阪。まさに、“ぶっとんだ”キャラクターだ!
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■のぶさま。(岐阜市盛り上げ隊)

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   織田信長+日本オオカミのキャラ。
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■ながまさくん(滋賀県:長浜市)

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   信長の娘・お市を妻に貰いながら、信長に殺されてしまった浅井長政のキャラ。
   娘の浅井3姉妹を心配しすぎてストーカーと化してるそうな。
   …これ、上の   のぶさまと近くに置いちゃいけないんじゃ…?
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■レルヒさん(新潟県:にいがたスキー100年委員会)

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   日本で初めてスキー指導を行ったレルヒ少佐がモデル。
   ご本人もまさか100年経って、こんなキャラのモデルに使われてるとは思わないでしょうね(笑)
   レルヒさん着ぐるみは今回のキャラで、身長が最大級。

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■ハッスル黄門(茨城県)
   テレビ父さん(さっぽろテレビ塔)

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   路地から出てきた、めずらしい2ショット。後ろに車が迫ってますが。
   テレビ父さん着ぐるみは今回のキャラで、体積が最大級。
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■謙信くん・けんけん(新潟県:上越市)

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   「上越忠義隊けんけんず」から。他に兼続くんもいる。
   うーむ。私のイメージにある謙信とはちょっと違うのだが、これもゆるキャラ界の懐の深さか…
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■ぎんにゃん(滋賀県立彦根東高校)

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   すぐ近くの彦根東高校が昨年、生徒からの公募で決定したキャラ。この手作り感が愛らしい。
   そうか、銀杏→ぎんなん→ぎんにゃん、なのか!一年経って気付いた!

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■タボくん(滋賀県?)

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   「滋賀ふるさと観光大使   西川貴教さんのキャラクター」と紹介されている。つまり滋賀県そのもののキャラではなく、その観光大使の西川貴教(愛称がター坊)のキャラなのだ。
   悪いけど、有名な現役アーティストのキャラって、「ゆるキャラ」では無いんじゃないのか。
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■美浜野へし子(福井県:三浜町観光協会)

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   父はサバ男、母はサバ子。サバを樽で塩漬けにした「へしこ」という郷土料理がモチーフ。
   そのせいか、ブースでのヌイグルミ販売に「切り身」という表記が。
   若狭湾や美浜って原発地帯のイメージあるけど(ゴジラVSビオランテ知識)、福井県の誇る観光地なのね。
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■ハッピーハコちゃん(滋賀県:箱館山スキー場)

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   どこに●●●が開いてるか分りますか?
   造型技術が凄いなぁ。
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■匠ポン山(滋賀県信楽焼振興協議会)

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   今回唯一の、男性器を露出しているキャラクター。
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■こんぴーくん(香川県:四国こんぴら歌舞伎)

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   現存する最古の芝居小屋・旧金比羅大芝居の福の神。
   隈取が凄いですが、よく見ると無表情なんですよね…不思議な存在感とインパクトだ。
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■あかほんくん・らんおんくん・蓮ちゃん(京都市:東本願寺)

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   2011年の親鸞聖人750回忌法要を前に誕生。
   バックに宗教法人が付いてるからなのか、なかなかに大掛かりなキャラ。そういえば前述のブットンくんと同じ真宗大谷派なのである。
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■井之介(愛知県:春日井サボテンプロジェクト)

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   本来は春代・日丸と合わせて「春日井」になる三人組の一人。
   嵐で南の国から飛ばされてきたサボテンで、恥かしがりやなのでハニワを被ってるそうな。
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なお、他にもガイドブックには載っていない・ブースも無い・ステージにも出ないけど会場内を闊歩しているキャラがいたので、そっちも紹介。
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■トルストイ展のキャラ?

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   ガイドブックには載っていない飛び入りキャラ。人混みの中からヌッと現れてビックリした。

■トリパー

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   同じくガイドブック非掲載。低コストだなァ。

■ぱくぱくくん

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   キン肉星の王子に似ている。昨年もいたな。

■だるま協会のキャラ

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   他のキャラと記念撮影に勤しんでいた。

■自衛隊彦根地域事務所

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   近くにショールームあるんですよ。自衛隊の。キャラは居ないけど自衛隊Tシャツとか売ってました。
   このブース内で階級章を沢山つけた人が足組んでお茶飲んでたけど、もしやアレもゆるキャラなのかしら?

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   他いろいろ。


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   近くのホールで同時開催されていた、ゆるキャラポスター展よりキララ商店街の。
   「幻の摂氏39.9度の街」が泣かせる…(観測器に蔦が絡まってたという)


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   彦根駅前にあった、ウォーリア・オブ・ライト像
(ディシディアファイナルファンタジーより)

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・近江茶のグリーンソフト
・近江牛のコロッケ
・近江牛の肉巻きおにぎり
・チキンカレー
   この辺は良い意味で、商売っ気が出てきたなー、という印象です。
   2008年の第一回では露店が殆ど無くて、食事処も15時で閉まってしまうので、食べる場所が無くて困ったんですよ。
   今は地域を挙げてのお祭りになっていて、沢山の露店や屋台が、色んな特産品を売ったりしてますからね。食べ歩く楽しみも増えました。


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   人混みに怯えたのか、この女の子は散歩中の犬の紐を短く持ちすぎて、犬が苦しそう。前足が浮いちゃってる。


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   取材陣も年々ヒートアップ。
   ゆるキャラまつり特集の号外を発行するべく、毎年特設ブースまで設置している朝日新聞と、読売テレビのカメラマンが並ぶ。他、数え切れないテレビ局や新聞社が。

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   16時に交通規制が解除されてしまうので、15時半過ぎの初日閉会前後には「ゆるキャラの皆さん、控え室に戻ってください」のアナウンス。
   ブースは解体され、そして運ばれていく…なんだか寂しい。

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   しかしこうしてビジネスとして大きくなって、旨みを覚えてしまうと、ちょっと違うのかなー?って気もします。
   「ゆるキャラ」ってのは、商業主義を前提にしたキャラとはちょっと違う、ズレたところが面白いのであって、そこでカネの匂いがしちゃうと…どうなんでしょうね。

   しかし去年も同じ様な事を考えておりましたが、このゆるキャラブーム、教育に生かせないだろうか?と。
   具体的な例を挙げるまでも無いですが、ともすれば排他的な方へ行ってしまいがちな愛国教育などではなくて、地域ごとの風土や文化への愛敬に根ざした“郷土愛”を育むためには、とてもいいロジックだと思う訳ですよ。ゆるキャラって。
(日本では永く統治機構が各地でバラバラで往来が活発で無かったので、愛国的な意味での国体意識が薄く、代わりに“郷土愛”が強くなっていった…というのが勝手な自説)

   だって、成田新勝寺の沿道に鰻屋が60軒もあるとか、香川県に最古の芝居小屋が現存してるとか、静岡県はハンバーグの年間支出金額が日本一とか、文章で見ても覚えないけど、ゆるキャラと通してならスッと入ってくるでしょ?
   いいじゃないですか。ゆるキャラだらけの教科書とか問題集つくって、生徒達が真面目な顔で授業受けたりテスト勉強するの(笑)
(でも、じゃー成田空港が全ての住民に歓迎されて来たのかって言うと、そうじゃ無いんですけどね…)



   橋幸夫「ゆるキャラ音頭」
   …会場でステージの合間なんかに、ずっと流れてました。思わず口ずさむ名曲。


http://fes2010.yuru-chara.jp/chara.html
   さあ、170体ものキャラが参加しておりますので、「○○は居なかったの?」とか聞く前に、自分の住んでる地域のキャラが参加してるかチェック!
  

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おまけ:彦根駅前の亀頭。


2008レポ
http://blog.livedoor.jp/zubunuretiwawa/archives/662653.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=977703792&owner_id=1055016
2009レポ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1321319685&owner_id=105501
(mixi日記が混ざってるのは、写真多いんで転載がめんどいのだ)