(あんまりmixi以外ではプロレスそのものの観戦記は載せて無いんですけど、熱心なプロレスファン以外が見ても楽しめそうなイベント性の高いものや、ニュースサイトでも取り上げられて無い興行は、ちょっとずつ取り上げてみようと思います。)

   行って参りました12.16、年末恒例の後楽園、イイ歳した大人たちの壮大な悪フザケ!
   以下、スポーツナビの記事より詳しい試合レポ載せるよ!

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   試合前に選手全員がリングに登場して開会セレモニー。
   先日、覆面制作代200万円が未払いで訴えられたという事がニュースになってしまい、客席から「裁判負けんなー!」という声援(?)が飛ぶ中、サスケは「こんばんは、ロックスターです!」と挨拶。
(最近、サスケはミュージシャンに憧れてたらしい)

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そして先日急逝した愚乱・浪花の写真を手に、追悼10カウントゴング…。
会場に浪花の「かに道楽」テーマ曲が流れると、思わず目頭が熱くなった。
(浪花は みちプロ大量離脱→大阪プロ旗揚げメンバーだが、すぐにまた離脱してフリーとしてUターンした)


■   気仙沼二郎   佐々木大地   VS   大柳錦也   関根龍一

   やっぱり、普段見て無い団体の若手や中堅はワカランのです。(沼二郎は知ってる)
   気になったのは受け身の不安定さと、技の前後で選手同士の手足がぶつかってしまったり、バランスを崩してたりする事。見栄えが悪いんですよ。
   こーゆー所で、やっぱり大きな団体とインディーでは、デビューまでのハードルが違うのかなーって思ったのですが、でもTAKAが主催してるK-DOJOの若手はもっとちゃんとしてたと思うので、コーチがちゃんと基礎から徹底させてるかどうかが重要なんだと思うの。


■   WWE経験者大集合
   新崎人生   TAKAみちのく   VS   ウルティモドラゴン   FUNAKI


   ほんっと、みちプロは辞めてった人間がスターになるんだなぁ…(苦笑)
   元みちプロのTAKAとフナキ、久々の顔合わせ!
   TAKAの団体「K-DOJO」は、元々はWWEで二人が組んだ「KAIENTAI」が語源だし、そのまた原点はみちプロで紫龍(カズ・ハヤシ)やディック東郷と組んでた「海援隊DX」なのです。
   TAKAはWWE退団後に帰国してK-DOJOを旗揚げし、フナキはWWEで今もスタッフとして従事している。(選手契約ではないので他団体での試合はOK)
   その二人が、十数年ぶりにリングで対戦するのである…。

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TAKAの差し出した握手を、FUNAKIは拒否。苦笑いするTAKA。
この後、組み合ったりしながら、一つ一つの技でお互いを確かめ合うような印象。

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新崎人生の拝み渡り!

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マネしてTAKAも挑戦!

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しかしヨロヨロしてる間に人生がスタスタ一周回って、追いついてしまう。
味方なのに人生に揺さぶられてTAKA落下。

ウルティモドラゴンはあまり動かず。
あっという間に15分時間切れ終了。
勝敗云々というより、皆で得意技を見せ合うといったイメージの試合でした。良くも悪くもアメプロっぽい大味な感じがしました。

   関係無いですが、人生は全日ファンからの思い入れも強い選手です。
97年に鎖国を解いた全日に乗り込んできた(馬場との対戦を「天竺」と称した)初のインディー出身選手で、
00年の全日分裂の直後に武道館でウィリアムスと対戦してデッドリードライブでリング上から放送席まで叩き付けられ、
01年には頚椎損傷の重傷を負ったハヤブサの代役として「全日本vsWAR」に助っ人として参戦しているのです。
   最近はフロント業(サスケの代わりに謝る仕事?)が多忙のせいか第一線からは引きつつありますが、まだまだ頑張ってほしい。

   そしてTAKAみちのくの武藤全日本での功績は、言うに及ばず、ですね。


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ここでポールダンスショー。
女性ダンサー二人がポールを使ってアクロバティックな演技を披露!
すごい…腕だけで全身を支えてピタッと止まるのがどれだけ大変な事か、プロレスファンには良く分かるよ!


■   8人タッグマッチ
   拳王   ヤッペーマン1号・2号   剣舞
               VS
   フジタJrハヤト   南野タケシ   大間まぐ狼   ラッセ


   5対5でルチャルール(試合の進行を止めないため、対戦してる選手同士が場外へ出ると、タッチ無しで他の選手がリングに入れる)だと、非常に展開が目まぐ るしくて、リング内外でスピーディに色んな技が飛び出すので飽きさせない。そしてお笑い系かと思いきや、2号は非常に技術のある選手。
   そして他の選手がキャラクター優先な中、フジタと拳王のバシバシした蹴り合いは迫力あり。
   そのフジタが剣舞を仕留めて終了。


■   ディック東郷   VS   日向寺塁

   ディック東郷も浪花同様、みちプロ大量離脱→大阪プロレス旗揚げ組の一人。
   しかし大阪プロも離脱して、以後フリーとしてみちプロUターン、多くのインディで活躍。それが来年の引退を宣言してるのです。
   そして日向寺は、お笑い系以外では久しぶりに(?)デビュー3年以上みちプロに在籍している、本格派の選手。いわば、みちプロ卒業生と現役生による伝承マッチ。
   体は小さいが、パワフルなファイトが持ち味の東郷。受けっぷりも見事。
   全身を使って飛んで、殴って…東郷がジャストフェースロックで締め上げて勝利。
   この日、最もちゃんとした“プロレス”を見せていただきました。


■   宇宙大戦争~ホントに最終決戦~ザ・ロックウォーズ   リング解体、エニウエア6人タッグマッチ
   ザ・グレート・サスケ   Ken45   リッキーフジ
               VS
   佐藤秀   佐藤恵   野橋太郎


   さあ、メーンの大バカ試合!
   試合開始後5分からスタッフがリングを解体していくという斬新な試合方式。
   バラモンシュウ・ケイの二人も元々はみちプロで“セーラーボーイズ”でしたね。みちプロ興行なので本名での佐藤兄弟の表記になってるんですけど、試合中にナマモノを持ち出すスタイルはバラモンのキャラ(後述)。

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入場。
いきなりサスケは「それではメンバー紹介!」と叫んで、バラモン兄弟に「やらせるかッ」と突っ込まれながらWドロップキックを受けて試合開始。

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カッパ寿司のテーマ曲に乗って、バルコニーから宇宙人=野橋太郎が降りてくる!
発光する宇宙コスチュームの野橋を全員が注目して騒然となる中、しかしサスケは宇宙人が見えないらしく、後ろに貼られていたウィルコムの新定額プラン広告の内容に驚く。
(カッパ寿司のCMのパロディですね)

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脚立に上ろうとしたリッキーフジの尻があらわに!

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5分経過して、スタッフがリングを解体開始!
ロープが解かれてしまい、絞め技のエスケープが認められなくなる。
首の締め合いに。

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再び出現した宇宙人・野橋は一瞬でスタッフにリングのシートごと丸められて退場。

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試合展開と関係なく、脚立を2台並べて鉄棒を差し、サスケは何故か逆上がり。
この後、脚立が崩れて脳天から落ちる。

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緩衝材のスポンジマットを外して殴りあう。そしてこのマットを重ねた上に落としあうが、誰もダメージは無し。なぜなら緩衝マットだから。

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サスケ、脚立の上から場外トペ失敗して、和桶に頭から突っ込む。
…死ぬぞ。
観客もやや引きながら歓声。
(サスケは“頭で受け身を取る”という技を持っています。フツーは受け身って、頭を守るために取るんだけど…)

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バラモンは生サンマをリング(もう板だけ)にバラ撒いて、「サカナの上にフィッシャーマン!」と叫んでフィッシャーマンバスター。
サスケの下に見える光ってる物体がサンマです。

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さらに、解体中のリングの骨組みにパワーボムで叩き付けられるサスケ…体張りすぎ。ってゆーかホントに死ぬぞ…。

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野橋(くどいようですが宇宙人)が再び登場してギターを披露。しかしもう一本のギターで頭を打ち抜かれる。
そして「フィニッシュ!」と、Kenとリッキーに要求されるサスケだが、やっぱり宇宙人が目視できないのでサンマを拾って「…フィッシュ?」

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サプリメントの粉を箱一杯ぶちまけられ、粉まみれになってしまう野橋。だがこれでサスケは宇宙人の存在に気付いた!
(書いててバカバカしくなってきた…)

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脚立てっぺんからのセグウェイ!長かった試合に終止符。

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サスケの背中にはサプリメントとサンマの血で汚れていた…



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そしてサスケ率いる“クレイジークルー”生ライブ!(初来日で解散ライブだとか)
   サスケは「大切なのはお金じゃない!」とCMのパロディをしたり、「リングを降りれば裁判ばかり…自分が輝けるのはリングの上だけ」だの、好き勝手なMCの間にメンバーはギターの調整。
   解体の進むリングを前に、2曲+アンコール1曲。すっごいシュールな光景であった。

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ライブ終了と共に、リングは解体完了。
しかし粉とサンマで汚いなぁ…
アナウンスで「本日の公演は終了しました。コンサートの記念にTシャツなど販売中です…」といった、ライブ会場みたいなお知らせ。

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出口に置かれた愚乱浪花への献花台。
ありがとう、浪花。そして、さようなら。

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   みちのくプロレスって今は年イチでしか東京来ないけど、それが超満員札止めになってしまうとゆー驚き。かつて両国や有明コロシアム使ってガラガラだった団体とは思えないぜ…。
   その辺の みちプロ旗揚げ→隆盛→凋落の経緯については過去記事にて。
http://blog.livedoor.jp/zubunuretiwawa/archives/662616.html

   今回気付いたのは、みちプロってのはホントにサスケの個人商店で、メチャクチャな道楽オーナーを新崎人生っていう番頭が支えてるだけの団体なんだなー、と。
   だから、みちプロには他にスターは居ないんだけど、みちプロを辞めてスターになって行った選手はとても多いのです。
   来年はデビュー20周年ですが、サスケが生きてる限り(死なない限り?)この団体…というか壮大な悪フザケを続けて欲しい!

   …でも、払うもん払わないとねっ。
(以前にもクレジットカード代金の不払いで訴えられて負けてるし)


・スポナビでの昨年の悪フザケ記事。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/text/200912130006-spnavi.html


まとめ:   プロレス用のリングの構造がよくわかりました。