(検索で来た方へ:ワンフェス2011夏での着ぐるみ系レイヤーの写真しかありません。えっちなのが見たい人は通信代の無駄になります)

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 やってきたよ…
 製作中、何度挫折しかけた事か…
 おとなしく同作の空中要塞スーパーX2でも作っておけばもっと簡単だったのに、と。
 しかも花獣の本体がほぼ完成した前日夜に試着してみたら、どう考えても触手(キバでゴジラを噛むアレ)を手持ちで動かす余裕がないという驚愕の事実にぶち当たり、友人の寅さんにお願いして、文字通りの“黒子”として操演をサポートして頂く事に。まさに歌舞伎の発想で。
 ありがとう。「俺たちは二人で一人の、植物怪獣だ!」
(本体担当の方が失神しそうになってる辺りが、ライダーWとはちょっと違うけど)


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「お正月映画No.1宣言!」
「勝った方が人類最大の敵になる」
「キングギドラを遥かに越える、三段変化の超バイオモンスター!」
「科学など、政治の道具でしかないという事だ」
「永遠の命を持つ生物を作りたかった」
「兄弟などではない、分身だ。同じ細胞で、一方は動物、もう一方は植物」
「私の仕事は、ゴジラに勝つか負けるかです」
「同じ事をくり返している限り、新しい時代とは言えません」
「ゴジラでもビオランテでもない。本当の怪獣は、それを作った人間です」
「同じ人間のやる事だ、結局。優れた事も、馬鹿な事も」


 …キャッチコピーや映画の台詞が記憶の奥から溢れてくる…。
 当時、あまりの衝撃にその後の人生を変えられてしまった傑作(異色作?)「ゴジラvsビオランテ」(平成元年/1989年)より、ビオランテ花獣形態(芦ノ湖でゴジラに焼かれた方)です。
 ちょっとヘンだった小学生時代、朝日ソノラマの宇宙船文庫に収録してあるシナリオ決定稿を読み込んだだけでは飽き足らず、それをノートに書き写すという、写経の様な事までしておりました。もう、台詞の句読点の位置まで覚えてましたからね。
(個人的に本作と「帰ってきたウルトラマン」「超人機メタルダー」辺りのシリアス特撮が超どストライクゾーン)

× × × × ×

~ここから、撮らせて頂いた写真~

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アナログの精(オリジナルキャラクター)
お名前聞きそびれました
 この日、3県除いてアナログ放送終了のメモリアルデー。
 こーゆー人、好きです。ちなみにテレビはシャープ製でした。

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熱中将軍(NHKニュース9)
イティローさん
 冬将軍も作っておられるようです。

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ドロッセル(ファイアボール)
ぷちさた~んさん
 後頭部の伸びたあのリニューアルデザインをちゃんと再現しておられました。
 よく見たらお嬢様の手の平に、「こんな目」が貼ってありました。撮らせてもらえば良かったな。

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…?(ボトムズ/エヴァンゲリオン/ライディーン)

 よく意味が分からなかったので、「今回の趣旨は?」と聞いたら「特に無いです」と答えてくれました。
 でも、首から上だけ凄い造型なのよ。

 あとタイミング逃して撮れなかったけど、全長3m近いジンオウガとか、ビシッとスーツ着たアナロ熊とか、面白かったなぁ。
 

 で、ワンフェスはコスプレ規制がゆるいのです
 だから巨大な着ぐるみ、巨大な武器、タイツ無しでの露出衣装が多くなるのです。
 そこへ併せ技で、巨大剣を装備した水着っぽいコス、みたいなのもワンフェスならではだと思う。
 でもそういったハイレベルなレイヤーさんには撮影待ちの長いカメラ列が出来てるので、自分で撮るよりかは、他の人が撮ってブログに載せてるのを拝見しに行った方が早いのであった。
(ディーラーとコラボしてオリジナルキャラのコスプレしたり、さらに動画や写真集ROMに発展させていく人もおる。それも表現のひとつに違いない。また別に露出系コスも写真集販売も、是非はあるだろうが表現のひとつだろう。ただし全体から見ればそれら“”一握りの存在である事は強調したい)
 
 で、フィギュアやオリジナルグッズに関しては他のブログで詳報が載ってるし、あまり買い物をしないので語れる事も無いのですが(高値ついてるアンティークトイのパッケージアートとか眺めて、「ハァ…」ってため息ついてる)、友人グループの一人が「物足りない。震災の影響で地方のディーラーで参加見合わせた人いるし、ロボット系コスの人が殆ど来てない」とボヤいておりましたが。
 そういえばいつもより、ロボットやモンスターのコスが少なかった気もするしな…その代わり、タイバニのヒーロースーツは複数見かけたので、そっちへ移行してるのかも。
 ロボットやモンスターの着ぐるみレイヤーって、お互いの中身の顔は知らなくても、パーツの配置やゴーグル位置や塗装のクセで、誰がコスしてるのか何となく分かるケースもあるんですのよ。(人によります)

× × × × ×

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 ビオランテ休憩中。
 後ろでお茶飲んでる黒ずくめが、本体担当の自分。

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 外した状態で後ろから見ると、どういう構造になってるか分かりますか?
 園芸用の鉢植え台の金属フレームに、台所用のザルを接着して、そこにペーパークラフトの巨大な薔薇の花や、緑の茎をマジックテープで固定してるのです。
 下半身の巨大な心臓部は、腰のベルトに固定してあります。
 フレーム以外ほぼペーパークラフトで、総制作費は1万円もかかってません。(いずれ製作記書きます)

 座右の銘は「安全第一」「我が道を行け」です。

× × × × ×

 実は一つ、製作に入る前から大きな勘違いをしていたのです。
  撮影用のビオランテは歩かないくせに着ぐるみで、中に人が入ってる…という記事を読んだ記憶があったので、それならやってやれない事も無いだろうとチャレ ンジしたのですが、実は着ぐるみになってたのはクライマックスに登場する植獣形態だけで、花獣形態は着ぐるみでは無いんですって。
 そういや、花獣形態は芦ノ湖のセット内で水に浸かったままだもんな…

 映画「ゴジラvsビオランテ」に関しては語りたい事が多すぎるので、いずれまた。
 見てない人、特にいままで怪獣映画を敬遠してた人にこそオススメ。
 時間が無い人・余っちゃってる人は、原作者の小林晋一郎氏が高校生時代に投稿した、帰ってきたウルトラマン34話「許されざるいのち」もよく似た話だから見ておくと良いよ!
(帰マンの方は、父親へコンプレックスを抱くマッドサイエンティストが主役。ビオランテの方は、愛娘を失ったマッドサイエンティストが主役。それはきっと年月による小林氏の視点の変化でもある)

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 久しぶりに楽しかったー。
 これまでも書きましたが、今年に入ってからTDCの事故大震災で色んなイベントが自粛されていたせいもあって、実に半年振りのコスプレ参加と相成りました。
 初出しなので、キバ付き触手が角張ってたり、風圧で葉っぱが曲がってたり、薔薇が傾いてたり、色々と不備はありましたが、とりあえず人前で公開できるレベルまで持って行けたのが嬉しい。
 改善点は、次に生かそう。
 この達成感は、同じ様な事をやった経験のある人なら分かり易いと思う。

 見渡せば。
 多くの人が、何かしらの欲望を持って、何かしらの労力を使って、衣装や武器を用意して、カメラを構えて、ここに立ってる訳ですよ。
 全身がきしむ様な筋肉痛も、蒸される様な暑さも、すっかり忘れてましたけど、思い出しましたよ。
 恥ずかしげもなく言わせていただくなら、これ、“青春”。だなぁ…。

 「これがコスプレです」とは言えないけど、「これもコスプレです」とは堂々と言おう。
(全日本プロレス・川田利明的表現)