千葉から仙台の山中まで、日帰りしちゃいました。COSSAN 仙台ハイランド。
そもそもこのイベントに興味を持ったきっかけは、とあるSNS内での、仙台出身かつ東京でイベントスタッフや執事をなさってる青年の呼びかけなのであった。
・ 勤め先の執事喫茶宛にオタクグッズ等の支援物資を送ってもらい、イベントを通じて届けたい。
・ 遊園地:仙台ハイランドで大型のコスプレイベントがようやく復活するので、そこで東北で初の、レイヤー達によるステージパフォーマンスのショーを行いたい。
こういった2つの立案に対し、色んな人が協力を申し出て、cure管理人氏までノッて協力を約束した辺りの所から、チラチラとチェックしておったのです。
なんでェ、小粋な真似をする奴がいるじゃねぇか!って事で、ちょいと見に行ってみようと思った訳ですよ。
復興支援や東北応援を掲げるイベントは他にも多いけれど。
それを何だかんだと言われようが、『やらぬ善より、やる偽善』です。
× × ×
と、発作的に夜行バスに乗ってみたはいいけれど、仙台駅から作並駅までは1時間に1本の電車しかない事を知らず、乗り換えに失敗して途中の愛子駅で雨の中30分を過ごしたりしたのである。
無職時代の放浪癖ならこの回り道も度の一部として楽しんだのだけど、今回は時間に間に合わなかったら意味が無い。
寒いっつの!
作並駅。近くの温泉宿のバスもいくつか来てたが、目的は仙台ハイランドの送迎バス。
バスから見える光景。紅葉が綺麗。もっと晴れればな…。
道がところどころ歪んでいたりした。山間部なので液状化は少なかったのだろうが、揺れだけでアスファルトが裂けたという事は、やはりとてつもない衝撃だったのだろう。
(余談ですが我が町、千葉県船橋市は沿岸部の埋立地が液状化して電信柱や歩道が歪んだまま)
雨!の仙台ハイランド。
ぶっちゃけ濃霧ですよね?
屋外遊具も止まっている。
地方の古い遊園地を巡るのが大好きな人間としては、この霧の中、時間の止まった別世界を歩いてるみたいでワクワクするのだけど。
ステージはこんな感じ。
屋内プールの食事・休憩室(夏以外は閉鎖)を利用している。いいなぁ、この手作り感(笑)
後ろの壁に貼ってある日の丸には、COSSANが各地で開催しているイベント会場で記された応援メッセージが。
4/3静岡グランシップ
4/9豊橋公会堂
4/16刈谷あいおいホール
4/23ジャックの塔
4/23,24東武動物公園
5/1情文ホール
5/3進修館
5/8所沢ミューズ
× × ×
前説を経て、ランウェイ(ファッションショー形式で簡単なポージングやパフォーマンスを行う)開始。
すいません。安いデジカメなんで、室内の光量では綺麗に撮れてません。
撮り逃がした何名かは、こちらの腕が悪くてピントが合わなかったり、汚くなってしまったせい。
(多分、後ろの日の丸の紅色と肌色が重なって、デジカメで微妙な色調補正が効かなくなっている気がする)
(ミラーレス一眼くらい買っちゃおうかな…)
一通り終わったら戻ってきて、全員並ぶ。壮観。
長らく日本のコスプレイベントでは実質的にパフォーマンス禁止の所が多くて、こういったコスプレでのパフォーマンスってのは最近になって出てきたもの。
パフォーマンスのイベントって言うと、名古屋の世界コスプレサミットや、神戸コスプレコレクション、あと最近はcureコスプレコレクションも色んなイベントとコラボしてやってたりしますが、東北ではこの形式は初だそうで。
もちろん手探りでやってるのだけど、良いと思います、この手作り感が。
お金かけてる訳じゃなくって、自分達で一つの空間を作ってるって感覚が。
それがあらゆる同人活動の原点だと思うし。
面白かったです。会場に到達するまでは大変だったけど、ホント、予想していたよりもずっと、“見せる”内容になっていたと思う。
× × ×
…あ、良い事ばっかり書いてても胡散臭いって?
じゃ、褒め以外の事も書くわよ?
終わった瞬間の客席を数えてみたら、観客動員はきっかり50人だったと思う。
雨天の屋外イベント(この一角以外は)であった事を考えた上で、この数字を大きいと捉えるか?小さいと捉えるか?それは分かれるでしょう。
しかし、東北応援や復興をスローガンにするなら、ただ面白いイベントをやるだけではなく、それによって、より多くの人・物・金が動いて、地域経済が回ってこそ…だと思う訳です。
もっと多くの人が見に来て、もっと盛り上がって、やり方を工夫すればそれだけの可能性はあると思うんだな。
そこで大切になってくるのは 企画力だけでなく、“宣伝力”なのかな、と。
「面白い」から人が来るのではなく、「面白そう」だから人が来るのであって。
いつもと違う事をやるのだから、どこかのコスプレSNSやホビー系サイトにリンク貼るとか、ツイッターでバンバン告知して、それを色んな所でRTかけてもらえば、もっと人を集める効果あったのではないかな?
(この辺は、広告業を多少かじっている人間の視点)
もちろん、実質個人レベル(同人レベルか)で奮闘してる事だから、とても大変なのは分かるんですけれど。どうせなら、もっともっと大勢が見に来てほしいと思うので、そこが少し惜しい。
勿論、だからダメだったと言ってるんじゃないよ!(←重要!)
継続は力なり。ゴールでなく通過点。まだ一歩。大きな一歩。もっと大きな波に、繋げていけると思います。
このイベントに携わった皆様には、心からの、
「おつかれさまでした。ありがとうございました」を…。
× × ×
またちょっと違う話。
途中からでも客席に入ってくる人がポツポツいて、大歓声って言うんじゃないけど、見守るような、全体的に温かいムードがあった。初めての試みだから、様子見や注目が有ったのかもしれないけど。
首都圏のイベントではどうしてもお客様意識が丸出しだったり、数名のグループごとに固まってしまって、そこで意識が止まってしまうんだけど、ここには会場全体で仲間というか同好の志というか、忘れていた様な空気が残っていた気がしたのであった。
× × ×
それと自分的にちょっとメモリアルなのは、一昨日UPしたTDCコスフェスの観覧記で触れていたダークナイトさん(エヴァ初号機)とお話しできた事。
不思議なもので、十数年前からこちらは生で何度もそのロボコスを見ていたのに、中の人と顔を会わせるのは初めてなのでした。向こうも最近はこちらを存じててくれたそうで(シンケンオーやモルボルとしてね)、光栄でした。
どちらも東京近郊の人なのに、きっと、こういう場所でこういう機会でもなかったら、ちゃんと話せる機会は無かったかもしれない…不思議なご縁です。
だって雨の日の遊園地イベントなんて、室内で他の人と喋ったりお菓子つまんだりするくらいしか、ないんだもの(笑)
雨の日のペーパークラフターは、時間との勝負である。
× × ×
◯ おまけ
南仙台の万代書店のPOP。店員、さてはクロだな。
その隣の靴屋の閉店の貼紙。
奥さんの病気がその後どうなったのか、メチャクチャ気になる…。
牛タン定食~。
タン自体は全国で食べられるけど、珍しいのが奥に見える小鉢内のトロタン。
分厚い牛タンを煮込んで柔らかくしたのを、わさびをちょこっと乗せて頂くのです。
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そもそもこのイベントに興味を持ったきっかけは、とあるSNS内での、仙台出身かつ東京でイベントスタッフや執事をなさってる青年の呼びかけなのであった。
・ 勤め先の執事喫茶宛にオタクグッズ等の支援物資を送ってもらい、イベントを通じて届けたい。
・ 遊園地:仙台ハイランドで大型のコスプレイベントがようやく復活するので、そこで東北で初の、レイヤー達によるステージパフォーマンスのショーを行いたい。
こういった2つの立案に対し、色んな人が協力を申し出て、cure管理人氏までノッて協力を約束した辺りの所から、チラチラとチェックしておったのです。
なんでェ、小粋な真似をする奴がいるじゃねぇか!って事で、ちょいと見に行ってみようと思った訳ですよ。
復興支援や東北応援を掲げるイベントは他にも多いけれど。
それを何だかんだと言われようが、『やらぬ善より、やる偽善』です。
× × ×
と、発作的に夜行バスに乗ってみたはいいけれど、仙台駅から作並駅までは1時間に1本の電車しかない事を知らず、乗り換えに失敗して途中の愛子駅で雨の中30分を過ごしたりしたのである。
無職時代の放浪癖ならこの回り道も度の一部として楽しんだのだけど、今回は時間に間に合わなかったら意味が無い。
寒いっつの!
作並駅。近くの温泉宿のバスもいくつか来てたが、目的は仙台ハイランドの送迎バス。
バスから見える光景。紅葉が綺麗。もっと晴れればな…。
道がところどころ歪んでいたりした。山間部なので液状化は少なかったのだろうが、揺れだけでアスファルトが裂けたという事は、やはりとてつもない衝撃だったのだろう。
(余談ですが我が町、千葉県船橋市は沿岸部の埋立地が液状化して電信柱や歩道が歪んだまま)
雨!の仙台ハイランド。
ぶっちゃけ濃霧ですよね?
屋外遊具も止まっている。
地方の古い遊園地を巡るのが大好きな人間としては、この霧の中、時間の止まった別世界を歩いてるみたいでワクワクするのだけど。
ステージはこんな感じ。
屋内プールの食事・休憩室(夏以外は閉鎖)を利用している。いいなぁ、この手作り感(笑)
後ろの壁に貼ってある日の丸には、COSSANが各地で開催しているイベント会場で記された応援メッセージが。
4/3静岡グランシップ
4/9豊橋公会堂
4/16刈谷あいおいホール
4/23ジャックの塔
4/23,24東武動物公園
5/1情文ホール
5/3進修館
5/8所沢ミューズ
× × ×
前説を経て、ランウェイ(ファッションショー形式で簡単なポージングやパフォーマンスを行う)開始。
すいません。安いデジカメなんで、室内の光量では綺麗に撮れてません。
撮り逃がした何名かは、こちらの腕が悪くてピントが合わなかったり、汚くなってしまったせい。
(多分、後ろの日の丸の紅色と肌色が重なって、デジカメで微妙な色調補正が効かなくなっている気がする)
(ミラーレス一眼くらい買っちゃおうかな…)
一通り終わったら戻ってきて、全員並ぶ。壮観。
長らく日本のコスプレイベントでは実質的にパフォーマンス禁止の所が多くて、こういったコスプレでのパフォーマンスってのは最近になって出てきたもの。
パフォーマンスのイベントって言うと、名古屋の世界コスプレサミットや、神戸コスプレコレクション、あと最近はcureコスプレコレクションも色んなイベントとコラボしてやってたりしますが、東北ではこの形式は初だそうで。
もちろん手探りでやってるのだけど、良いと思います、この手作り感が。
お金かけてる訳じゃなくって、自分達で一つの空間を作ってるって感覚が。
それがあらゆる同人活動の原点だと思うし。
面白かったです。会場に到達するまでは大変だったけど、ホント、予想していたよりもずっと、“見せる”内容になっていたと思う。
× × ×
…あ、良い事ばっかり書いてても胡散臭いって?
じゃ、褒め以外の事も書くわよ?
終わった瞬間の客席を数えてみたら、観客動員はきっかり50人だったと思う。
雨天の屋外イベント(この一角以外は)であった事を考えた上で、この数字を大きいと捉えるか?小さいと捉えるか?それは分かれるでしょう。
しかし、東北応援や復興をスローガンにするなら、ただ面白いイベントをやるだけではなく、それによって、より多くの人・物・金が動いて、地域経済が回ってこそ…だと思う訳です。
もっと多くの人が見に来て、もっと盛り上がって、やり方を工夫すればそれだけの可能性はあると思うんだな。
そこで大切になってくるのは 企画力だけでなく、“宣伝力”なのかな、と。
「面白い」から人が来るのではなく、「面白そう」だから人が来るのであって。
いつもと違う事をやるのだから、どこかのコスプレSNSやホビー系サイトにリンク貼るとか、ツイッターでバンバン告知して、それを色んな所でRTかけてもらえば、もっと人を集める効果あったのではないかな?
(この辺は、広告業を多少かじっている人間の視点)
もちろん、実質個人レベル(同人レベルか)で奮闘してる事だから、とても大変なのは分かるんですけれど。どうせなら、もっともっと大勢が見に来てほしいと思うので、そこが少し惜しい。
勿論、だからダメだったと言ってるんじゃないよ!(←重要!)
継続は力なり。ゴールでなく通過点。まだ一歩。大きな一歩。もっと大きな波に、繋げていけると思います。
このイベントに携わった皆様には、心からの、
「おつかれさまでした。ありがとうございました」を…。
× × ×
またちょっと違う話。
途中からでも客席に入ってくる人がポツポツいて、大歓声って言うんじゃないけど、見守るような、全体的に温かいムードがあった。初めての試みだから、様子見や注目が有ったのかもしれないけど。
首都圏のイベントではどうしてもお客様意識が丸出しだったり、数名のグループごとに固まってしまって、そこで意識が止まってしまうんだけど、ここには会場全体で仲間というか同好の志というか、忘れていた様な空気が残っていた気がしたのであった。
× × ×
それと自分的にちょっとメモリアルなのは、一昨日UPしたTDCコスフェスの観覧記で触れていたダークナイトさん(エヴァ初号機)とお話しできた事。
不思議なもので、十数年前からこちらは生で何度もそのロボコスを見ていたのに、中の人と顔を会わせるのは初めてなのでした。向こうも最近はこちらを存じててくれたそうで(シンケンオーやモルボルとしてね)、光栄でした。
どちらも東京近郊の人なのに、きっと、こういう場所でこういう機会でもなかったら、ちゃんと話せる機会は無かったかもしれない…不思議なご縁です。
だって雨の日の遊園地イベントなんて、室内で他の人と喋ったりお菓子つまんだりするくらいしか、ないんだもの(笑)
雨の日のペーパークラフターは、時間との勝負である。
× × ×
◯ おまけ
南仙台の万代書店のPOP。店員、さてはクロだな。
その隣の靴屋の閉店の貼紙。
奥さんの病気がその後どうなったのか、メチャクチャ気になる…。
牛タン定食~。
タン自体は全国で食べられるけど、珍しいのが奥に見える小鉢内のトロタン。
分厚い牛タンを煮込んで柔らかくしたのを、わさびをちょこっと乗せて頂くのです。
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