駄チワワ:旅と怪獣舎

文化史としての…コスプレ・同人・特撮、たまにプロレスなどを“読む”ブログです。色々と足を運んだり調べたり。歴史やムーブメントとしての記録や考察やら、とにかく書いて残します。 特撮ファンの着ぐるみコスプレイヤー、駄チワワが書いてます。一つの資料としてお使い頂ければ。

考察

「ブログ読んでるよ」はこっそり教えてくれると喜びます。
夏コミは日曜、東エ24-bで、過去にコスプレイヤーズアーカイブニュースへ寄稿したコラムなどまとめた本を発行する予定。

コスモード7月号「人気者になろう!」特集を読んで色々考える

 コスモードですよコスモード。
 正確には2014年8月より編集部そのままで発行元が(インフォレスト社の倒産により)ファミマドットコム社に移った際に「COSPLAY MODE」にタイトル変更されたのですが、コスプレイモードって発音しにくいし内容もほぼ継続してるので、便宜上コスモードのままで表記します。

 個人的にコスモードの長年のリスペクト点として「レイヤー個人にはスポットを当てず、レイヤーのタレント・アイドル扱いを絶対やらなかった」というのがありました。
 グラビアも表紙も、あくまで2次元の世界観を2.5次元として表現するためのものであって、登場するレイヤーも芸能活動をしてる人もいれば全くしていない人も様々で、雰囲気写真の中ではレイヤーの顔がほとんど映っていないような扱いだってありました。
「レイヤー本人をモデルとして見せたいんじゃないんだ!レイヤーはあくまで2.5次元の世界観を表現するための素材の一つに過ぎない!!」
…というのはいささか誇張であっても、そんなストイックでギンギンに尖った硬派なコスプレ表現は…いわゆる完コス派レイヤーは元より、ユルユルな友達交流派レイヤーや、非レイヤー層の読者をも獲得してきたのです。
 ハッキリ言って私の個人的なコスプレ観とは異なったものの、敵ながらアッパレみたいな敬意を持ってほぼ毎号購入しておりました。

 それが、ですよ。
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「特集:人気者になるための4メソッド」ですって?

 身も蓋も無ぇなぁ…。
 これまでレイヤー個人の人気争い的な部分には一切触れてこなかったコスモードが?
 よその雑誌では頻繁にやってしまう(そして雑誌の寿命を縮めてしまう)「人気コスプレイヤー◯◯さんインタビュー!」みたいな企画を絶対にやろうとしなかったコスモードが?
 グラビア登場レイヤーですら名前もコメントも小さくしか載せず、タレント扱いは絶対しなかったコスモードが?
 今さら。手を。出すのか。そこに。

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ゴジラvs君の名はvsこの世界の片隅にvs聲の形vsポッピンQ

 邦画メガヒット作が相次いだ2016年、世間の景況感がジリジリ後退していく中、景気が良かったのは映画業界と長靴業界だけだったのかもしれません。
 さて日本国内の主要な映画賞が出揃ったところで、各作品の受賞状況を一覧にしてみました。
 別に受賞したからって必ずしも自分の感覚で面白い訳ではないのだけど、評価が形になって残るのは良いことです。

 なお、日本アカデミー賞は各部門での優秀賞が多数あるので、あくまで各部門の最優秀賞のみに絞ってます。
2016映画賞一覧
受賞一覧表。クリックして拡大されたし。
(当初、「この世界の〜」にキネマ旬報の監督賞が抜けておりました)
 
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公式コスプレイヤー制度はコンテンツの人気UPに繋がってない?の仮説

 ちょっと昔は公式コスプレイヤーといえば、大ヒット中のゲームやアニメ、あるいはそういう人気コンテンツを持つメーカーだけが設定できる輝かしい称号だった筈ですが、コスプレイヤーの“安く使えるタレントが進む中、いつの間にやら乱発され、誰も知らない作品の公式コスプレイヤーがワンサカ出現するに至りました。
 聞いた事も無いゲームの公式コスプレイヤーをプロフに記してる人とか、よく見ますね。

 イベントでのチラシ配りバイトを“公式コスプレイヤー”と称して、安くレイヤーをコキ使ってる企業は、ブラックだと思います。
 イベントでのチラシ配りバイトしただけで、“公式コスプレイヤー”を勝手に名乗ってるレイヤーは、嘘つきだと思います。

 さて、興味深い例では、現在進行形ですとソニーミュージックがチカラを入れてる「真空管ドールズ」は、ゲーム配信前から有名コスプレイヤー約20人と公式レイヤー契約してニコニコ超会議他で大キャンペーンを打ったものの、本来のゲームアプリとしてはまったく話題にならず。
 公式サイトオープン半年でピクシブへのイラスト投稿たった31枚。
 コスプレイヤーズアーカイブへのコスプレ写真投稿0枚。
 公式レイヤーだけど7月の配信開始前に産休に入っちゃったのが1名。
 …もうこれ、ゲームじゃなくって水着コスプレ撮影会(5000円のグッズ買うと参加可)のタイトルだと思われてる節があります。

 というように、今は「公式コスプレイヤー制度がコンテンツの人気UPに寄与してない」ケースが増えたんじゃないかって仮説をお話しする事にしました。
 だって、見た目麗しい公式レイヤーに惹かれてカメラ抱えてやってくるようなファンって、元のコンテンツにはお金を落とさないもの。

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マツコ会議“プロのコスプレイヤー”の演出部分を考える

 Cureやニコニコ系イベントでお見かけするタレントレイヤーさんの出演が多かったですね。
 と、いきなり身も蓋も無く始める。

 先日の日本テレビ「マツコ会議」、2016年5月28日放送分のお話です。
 この番組、マツコ・デラックスさんたちが集まる局内のスタジオと、他の場所をリアルタイムで中継して、色々と質問したりツッコミ入れたりしながら進行する、30分枠の雑学バラエティ番組です。

 さてさて昔は…
 2000年代前半までは、コスプレイヤーを登場させるTV番組なんてのはロクな扱いではなく、出演者はだいたい奇声を上げたり、語尾に変な「にゃ~ん」「ぴょん☆」みてーな語句をつけて喋るおかしな恰好の人で、そこに芸人らが罵声を浴びせたり引っ叩いたりする展開がお約束でしたから。
 そんな昔に比べたらコスプレを持ち上げる方向で取り上げてるってのは、時代の流れを感じます。
 バラエティってのは必ずしも真実でも公平でもなく、あくまでその番組における切り口の一つですから、あんまり目くじら立てるもんじゃアリマセン。
 ヤラセだの仕込みだのではなく、“演出
という扱いで構わないと思います。

 …と言いつつ、やっぱりちょっと、キレイな部分だけ切り取ろうとして、ズレちゃってるなぁという感覚はあったので、まぁ、今回そのお話。
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・マツコ会議 5/28放送分(見逃した人向けに6/4までは無料配信中)
http://cu.ntv.co.jp/matsukokaigi_20160528/
>マツコ主宰の会議…今夜はプロのコスプレイヤーが集う謎のビルから中継!なぜ今、コスプレにハマる人が増えているのか?そこにはマツコの想像を超えた新しいビジネスが!?

http://vod.ntv.co.jp/f/view/?index.html&item=N1YmpyMzE6KHG4UEgtuEXYmuKVevEu9u
>毎週ちょっと気になる話題の場所と会議室とを中継でつなぎ、マツコ自身が街の人と会話をしながら会議を進行。その中で気になった人やモノについて、最終的に取材した中からマツコがさらにディープに探索したいと思ったことをVTRにする超実験バラエティ!今回は最新コスプレビジネスを調査!人気のコスプレイヤーはどのようにコスプレで稼いでいるのか?果たして儲かるの?

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日テレZIP!のオタク調査の金額はおかしいぞ、という一考

日テレ「ZIP!」で「リア充オタク」特集 「それはオタクじゃない」など議論に-ねとらぼ
「リア充」と「オタク」は真逆の概念!? 日テレZIP!の「リア充オタク」特集にネット騒然 -ガジェット通信(テキスト多し)
ZIP リア充オタク特集。年間2万5千円しか使わないオタクに視聴者騒然 - NAVER まとめ(画像多し)

 2015年10月9日放送分で話題になった部分を、ちゃんと根拠の数字から調べて考えてみます。
 要約すると、放送内容としては「オタク趣味だけでなくファッションや交友関係にも気を使うようなライトなオタクが増えている」という文脈なのですが、その根拠として持ち出された比較図が、おかしいんですね。
 2004年のオタクは年平均10万円を使い、2013年のオタクは年平均2万5千円しかオタク活動に使わない…という説明なのですが…。
 
 これ、鵜呑みにしちゃいけないデータの使い方をしてますね。
 説明します。

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夏コミで起きたコスプレ関連の雑感-2014夏

 ハイ、ルポライター気取り。コラムニスト気取り。
 ちなみに夏コミ流行語大賞は「ローアングラー」に贈ろう!

 最初に言う。
 ちゃんとしたコスプレ写真が見たいなら、RinRin王国さんのリンク集を見た方がよっぽど良い!
http://www.pluto.dti.ne.jp/rinou/

 2014年8/15-17日に行われたコミックマーケット86において、コスプレ関連の出来事を雑感として7000字ほど書き留めるのである。
 「書いて残す」が当ブログのテーマだもの。
 語調がバラバラだったりするけど、それは各所リアルタイムで生の感情を書いているからなのである。
 認識違いもあるかもしれないので、気づいた事などあればご指摘お願いします。

× × × × × × × × 


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読むとだいたい分かるコスモードの栄光と挫折史

 という訳でめずらしく今、旬な話題を取り上げてしまいます。
 隔月刊のコスプレ雑誌「コスモード」を出版していたインフォレスト社が倒産し、発行継続が危ぶまれているという件です。
 と言ってもあんまり速報性は無いです。
 ニュースを整理して、読み込んだり噛み砕いたりするのが目的なので。
 以下、だいたい6000文字。


・ 大型倒産速報-帝国データバンク[TDB] 
・ 「小悪魔ageha」などを出版していたインフォレストが倒産、負債30億円 - GIGAZINE
・ コスプレ専門誌『COS MODE』(コスモード)廃刊か。出版社「インフォレスト」が事業停止-ラジ館プレス
・ 決断 -YOL.BLOG(フォトグラファーのYOLさんのブログ)

※ 衣装製作や生地販売を行っていたコスモード(有限会社ESic)とは同名ながら無関係。

[追記] 4/26ニコニコ超会議3内で、副編集長の山本麻子さんから、別の出版社から復刊に向けて動いている旨が告知されました。 
 
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コスプレイヤーのタレント化・アイドル化はどうして上手く行かないかを考える

 さぁ、角の立つテーマを長々と書くよ!

 いつの間にか自分も保身に走っていたのではないかと思い、ともすれば角の立つテーマに触れてみようと思います。
 まず間違えないで頂きたい事。
 「コスプレイヤーで芸能活動を始めた人は全部失敗する」と言っているのではなく、「コスプレイヤーである事を売りにして芸能活動した人の多くが失敗してきたのは、何故か?」というテーマですので。
 失敗を考えるのは大切です。
 決してアイドルやタレント事情に関して詳しい訳じゃないですが、コスプレの文化史に関しちゃ興味持ってるので、このブログがあくまで個人的な視点である事を大前提に、書きます。
 コスプレイヤーを売りに歌手やモデル活動を始めたコが、いつの間にかAV出てたり水商売してたりするケースは、(本人が納得してるなら構いませんが)あんまりくり返すもんじゃないと思うので。
 「コスプレで芸能界を目指す!」って、今も昔もよく聞きますけど、それ極論すると、女優を目指してAVに出ちゃうみたいな話で、「そのルートでちゃんと成功したモデルケースって、どんだけあったの?」ってのは気になる所です。

 過去の失敗を省みないで同じような事をやっちゃうから、墓標ばかり増えていくんだよ!(1回目)


※ 「誰の事ですか?」を通り越して「私の事ですか?」と聞かれそうですが、個別の案件に関しては答えを差し控える。

× × × × × × × × 
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東京ドームシティでのコスプレ画像をなぜかディズニーファン向けに拡散し続ける謎BOTの話

 事の発端は2012年8月末…。
 ツイッターに、東京ディズニーランドとディズニーシーの画像付きツイートを探し出してコピペツイートするというBOTが出現したのでありました。

ディズニーランド&シー画像bot  

 最初にこのBOTを作成した人間は、ごく簡単な、そして致命的なミスを犯してしまいました。
 BOTが反応する語句を、TDLと…【TDC】に設定してしまったのです。

※正しくは東京ディズニーシーは、Tokyo Disney Sea=【TDS】です。


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TMAのプ○キュアAVがあざとすぎる!

 こ、これは…!

TMAプリ○ュアAV
凌辱ヒロイン プリティー戦士イエローオールスターズ -TMA

 歴代プリキュ○シリーズからイエローモチーフのキャラだけを使ってコスプレAVとはッ!
 あまりにも…あざといッ!
 あらゆる意味で!!
 あざとい…。
 キュアレモネードとパインは無視ってる辺りも…あざといッ…。

 あ、これはあくまで前回の記事に書いた杉田智和トークショウ「コスプレAVなんて着てるだけじゃねーか!TMAとか!」発言を受けてから調べたものなので、普段からTMA=トータルメディアエージェンシーはそんなにチェックしてたり詳しい訳ではありません。
 基本的に自分はデジタルアークと溜池ゴロー派ですから。


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