スペル星人
特撮ファンには説明するまでも無いですが一応説明。
スペル星人とは『ウルトラセブン』12話「遊星より愛をこめて」に登場する宇宙人です。母星が放射能に汚染された為に地球人の白血球を奪いに来 たという設定と、真っ白な全身に一部ケロイドが覆っているというデザインが原爆被害者団体の抗議を受けて(そもそもは作品そのものではなく、怪獣図鑑など の書籍での“ひばく宇宙人”といった表現が問題になったのですが)、問題の拡大に窮した円谷プロが1970年10月以降、あらゆるメディアへの露出を封印 しているキャラクターです。

でも「無かった事」にされている割には、その存在は常識的に知られている気がします。

インターネットが一般化する前は、みんなどこでコレの情報を入れていたんでしょうね?


ウィキペディアより引用>____


* 1984年、竹書房より発売された豪華本「ウルトラマン大事典」では、スペル星人のスチル写真や第12話のフィルムストーリーが公開された。エピソードガイドにもあらすじ等が掲載された。

* 1986年から、数年に渡って東映ビデオよりリリースされた『ウルトラセブン』ビデオカセットには、同封されていた放映リストに第12話のサブタイトル、 スペル星人の名称、脚本、監督、本放映日が記載されている。
* 1987年夏、深夜~早朝にTBSにて放送された『泉麻人のウルトラ倶楽部』では、ウルトラセブン放映分の第一回目に於いて、番組オープニング時の解説にて、泉が「諸事情により放映出来ない回があり、今回も残念ながら放映は出来ません」と、あらかじめ前置きをした上で第12話を除く“全話”が放送された。
* 1989年にバンダイビジュアルから発売されたレーザーディスク「ウルトラセブン」第3集の解説には、「幻の第12話とは何か?」というタイトルで會川昇 による本作の解説(企画状況や欠番に至る顛末など)及び詳細なストーリーが掲載された他、第12話本編のフィルムが一部掲載された。
* 1992年発行の商業誌『怪獣学入門』(当時・JICC出版局、現・宝島社)の初版に、欠番に至った経過が掲載された(『「幻の12話」を20年間追い続けた男』編集部取材・文)が、第二版からは広告(『ゴジラ COMICの逆襲』JICC出版局)に差し替えられている。
* 1995年に三一書房から発売された佐々木守シナリオ集「故郷は地球」に、本作のシナリオが完全に収録されている。
* 2001年8月3日の「朝日新聞」は「幻紀行」のシリーズでこの問題を取り上げ、「封印の理由」「『差別』で論議 12話欠番に」「セブンに込めた願い は」などの見出しで、三浦宏の執筆により欠番となった経緯を説明し、佐々木守、実相寺昭雄らの、原爆反対を訴えたものであるとの反論を載せ、ひし美ゆり子 によるDVD化の提案と、元広島平和記念資料館長・高橋昭博にビデオを観てもらった上での、「31年前に見ても差別だとは感じなかったはずで、平和を願う 気持ちが伝わる」というコメントを載せている。
* 2004年発行の『封印作品の謎』(安藤健二、太田出版)では、従来の特撮系書籍とは異なった角度から取材が行われ、この問題の経緯が詳細に報告されている。
* 非公式ではあるが、2002年から関連の資料や関係者インタビューを集めた『1/49計画 ウルトラセブン12話大全集』が12話会から発行されている。現在までに第3弾まで発行されている。
________(引用終了)


自分は…どうだったろう。



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