駄チワワ:旅と怪獣舎

コスプレ・同人・特撮、たまにプロレスなどを“読む”ブログ。ちょいちょい足を運んだり調べたり。歴史やムーブメントとしての記録や考察やら、とにかく書いて残します。 特撮ファンの着ぐるみコスプレイヤー、駄チワワが書いてます。一つの資料としてお使い頂ければ。

『ブログ読んでるよ』はこっそり教えてくれると喜びます。
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あと過去に寄稿していたコスプレイヤーズアーカイブのコラムは https://www.cosp.jp/news_corner.aspx?id=12

ブッチャー様が来るの…

   もう、このまま会えないのかなって思ってたけど、もう一度…ひょっとしたら最期になるかもしれない、あの人に会うチャンスなの…
   凶器のフォーク攻撃から頸動脈への地獄突き→毒針エルボードロップの死のコースで、対戦相手を血の海へ沈めた時の、あのキラキラした笑顔に会いたい…
  
   …と、卒業した先輩が久々に後輩の様子を見にやってくると聞いた時の、思春期の乙女の様な話から始めます。


   ブッチャー様が来るんです!
   “黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャー様が!!

   御年69歳、いまだ現役!
   日本で最も有名な外人レスラーですよ!
   地元のデトロイトではステーキハウスやスポーツジムを経営する名士、そして「マネーしか信じない」金の亡者としても有名ですから!
   2回も馬場さんや全日プロを裏切って離脱しておいて、しれっと戻ってきてますからね!
   新日プロに移籍した時代のパートナー、バッドニューズ・アレンとの仲間割れの原因は「ブッチャーのヤツが一緒にレストランに入ると、トイレに行ってくるとか言って姿をくらまして、そのまま支払いを俺に押し付ける」からですから!
   2000年の全日プロ東京ドーム大会へ来日した際は、3歳下のテリーファンクと成田空港で乱闘して「この青二才がッ」って怒り狂いましたからね!

   …最近はハッスルに出てたみたいだけどよく知らないので、最後にご本人の試合を見たのって、一昨年の最強タッグリーグに鈴木みのると組んで出場した時だったかな?


   話は前後するけど、一番印象深いのは…2000年6月の日本武道館での、サブゥーとのシングル戦でしょうか。
   この直前、ブッチャー様の師匠格であり抗争相手でもあったザ・シークが亡くなっていて、その甥のサブゥーとの時を越えた抗争はシリーズ通して盛り上がりました。
   真っ暗な武道館アリーナに、フォークをサブゥーの腕に突き刺す「バスッ」という鈍い音と悲鳴とが響きました…
   試合後半、リング上でダウンしたブッチャー様にトドメ刺そうと、サブゥーはパイプ椅子を置いて、そこを台にして大ジャンプしてボディプレスを狙うんですよ。そこを!くるっと身をひるがえして、下からの地獄突き一発でサブゥーを吹っ飛ばしましたからね!
   あの時は自分が伝説の一幕を見てるような気になりましたね…
(でもこれ第三試合の前座扱いで、後半では全日本VS新日本の三大タイトルマッチやって、三冠王者の天龍が、武藤に敗北しちゃったのよ)

以下、ブッチャー様の写真など↓
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中国とコスプレ

   こんにちは、チワ上彰です。
   そんなわけでホットな話題に乗ってみようという さもしい発想で、今回の話題は中国ネタです。

   いまや日用品は元より、美少女フィギュアだって中国製、戦隊ロボ玩具だって中国製。(1号ロボが日本製から中国他の海外生産になるのは、00年タイムロボから。大概は中国かタイ製)
   知らない人には分からないと思いますが、コスプレだって中国製です。どこら辺に?というのを、では、ここから話していくのです。
   当然ですが、シビアな問題の是非を問うものではありませんので察しておく様に!

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   まず大量生産の既製品衣装。これはいつの間にやら多数のメーカーが競争している状態なので、どうしても低価格化→コストダウン→中国製が多くなります。

第三新東京市立第壱中学校女子制服 [新世紀エヴァンゲリオン]
http://trantrip.com/detail/id/00000016637
シャアコスチュームセット メンズフリー [機動戦士ガンダム]
http://trantrip.com/detail/id/00000022643
   ↑有名なメーカー品ですが、パッケージ画像に「中国製」表記。
   これはドンキホーテなどでも売られていて、大量生産の廉価版としては広く普及しているタイプ。
   このシリーズは主にパーティーグッズレベルなのでクオリティはそこまで高くないですが、初心者の入門用や、ここから改造を加える元としては充分だと思います。
   もし国産で同じものを作れば、ドンキホーテで売れる値段ではなくなりますし、高校生がお小遣いで衣装を買ってコスプレに挑戦、というのも出来なくなると思います。
(これが税関で滞ってたとしたら…)

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   では既製品より高額な、オーダーメイド衣装ではどうでしょう…?

   覚えてる人も多いでしょうが一昨年の事件で、公式アトラクション用のヒーロースーツから型を取ってレプリカ衣装を販売してたイバラ…いや、茨城県の業者が逮捕された事がありましたが、
朝日新聞20081023イバライガーコスプレ逮捕
   この新聞記事(朝日新聞2008.10.21)の中で取材されてる国内のコスプレ業者(事件とは無関係)も、日本国内で受注した衣装を「中国の工場に発注している」旨を明かしています。

http://pdsc.obihimo.com/
   ↑このオーダーメイド業者も、「中国、香港の提携工場でつくるから低コスト」と謳っております。
https://www.jetro.go.jp/ttppoas/anken/0001100000/1100474_j.html
   ↑日本貿易振興機構(JETRO)にも、コスプレ衣装をオーダーメイドしている上海の業者が登録されております。

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   じゃあってんで自作派だって、使ってる布や工具は中国製だったりしますから。
   私はハサミを買おうとして日本製を探しましたが(なにせ木材などもハサミに体重を乗せてぶった切る人なので、刃物は特に耐久性を求めるのですよ)、文具店に日本製のハサミが置いてなかった事が有ります。

   と、この様にコスプレ一つ取っても、互いの経済依存の構造が分かりますね。
   ってゆーか、一つ取ってる部分が極端過ぎますけどね!レアアース以上にレアですね。
  
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(ここまででまだ記事の半分)×   ×続きを読む

東京ゲームショウでドリームキャストに新たな動き!

2010TGSドリームキャスト通常
   …動いてますね。何か?

   ハイ、今年もまた手荷物検査で不審者扱いされそうになって「コスプレ様の荷物です」と正直に宣言する季節がやってまいりました。
   2010幕張ゲームショウ(東京ゲームショウ、とも言う)の話題です。

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   さて、事前の予想に反してにわかに超注目ソフトに躍り出たのが、セガの「龍が如く OF THE DEAD」。
   前作までの“任侠”に世界に生きる男の姿を描いたアクションアドベンチャーから一転、
街中に湧いた“ゾンビ”を撃ちまくるガンアクションに転向…というハジケっぷりですが。
   しかもゾンビが街を徘徊してるのに、パチンコやキャバクラは営業してるという。
http://www.youtube.com/watch?v=QTrrGghMbMw

ゾンビとキャバ嬢
   セガのブースではずっと、ゾンビとキャバ嬢が寸劇やってました。


   なんか全体的に、ブースに金かけてるなーって所が多かったですね。レベルファイブは城の様なブースでしたし。モンハンは村を再現してたし。見本市に金を掛けられるくらいには、景気が回復してるのかしらね。

× × × ×

   ではここからコスプレの話題。
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1997年~東京ゲームショウ小史

明日からゲームショウが一般公開ですね!
   楽しみです。

   ネオジオポケットにカラー画面バージョンが出るらしいとか。
   噂されてるバンダイの携帯ゲーム機ワンダースワンは、キャラゲーだけかと思ったらFF1,2,3を移植するとか。
   劣勢と見られていたソニーのプレステが意外にも健闘してて、こりゃセガサターンも危ないんじゃないかとか。


   …そんなに面白くない冗談ですね。じゃ、フツーに。
  
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   第20回東京ゲームショウが開催されておりますが、ではちょいと、その歴史を振り返る…と大げさですが、初期のゲムショを振り返ってみませんか、というお話。

   第1回ゲームショウは1996年9月に東京ビッグサイト(青島知事による都市博中止で、オープンが1年早まったのである。コミケもこの夏からココ)で開催されました。2001年までは年2回、秋と春に行われていました。
   おそらくは老舗である「おもちゃショー」のコンシューマーゲーム版、といった発想だったのでしょう。業者向けの見本市と、一般客が楽しめるお祭りとしての両面を持つ、一大ゲームイベント。ただキャッチコピーの「ゲームショウでゲームしよう」はややハズカシかったですが。
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メディアの中の「金城哲夫」

   NHK歴史秘話ヒストリア「ウルトラマンと沖縄~脚本家・金城哲夫の見果てぬ夢~」見ました。
   よくぞやってくれたNHK…一言で言ってしまうと、そんな感想を抱いた番組でした。

   おおよその内容は、例えばかつて書籍「怪獣学!入門」「ウルトラマン昇天」等を読んだであろうマニア・オタク層には、既知の物であったろうと思います。
   しかし大切なのは、これが子供向けでもオタク向けでもなく、一般向けのNHK地上波プライムタイムでの番組で特集されている、という事ではないでしょうか。
   たった20年来の金城哲夫ファンとしても、大変に嬉しく思いました。

   なぜ20年と言う中途半端な年数かというと、それは…90年代前半に起こった、ゴジ論・ウル論ブームから説明してみます。
   それは金城哲夫という早逝の大作家が、オタク以外にも認知されていく過程だった、とも言えますから。

(なお近代史に疎い人の為に基礎知識として、沖縄は太平洋戦争末期に国内で唯一の地上戦が行われてしまった場所であり、そして1972年(ウルトラマンAの頃)に本土復帰するまで、終戦から実に27年間に渡ってアメリカの占領が続いていた…という事を前提に読んで下さい)

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日曜の朝は楽しみですか?

プリキュアゴセイ嬲りイラレ

タトバ靖子貢げイラレ


ぼくはとっても たのしみです。



・バンダイナムコ、トイホビー好調で通期業績を上方修正(インサイド:8月6日)

http://www.inside-games.jp/article/2010/08/06/43616.html

この事件に関する各紙の報道を比較しました

   これからの国論を二分するかもしれない重大な事件ですからね。

   昨今の緊迫した流れの中にあって、大手各マスコミはこの一連の件を、どのような姿勢で伝えているのでしょうか?
   事態が動いている時にこそ、ドサクサに紛れて、恣意的な表現による世論誘導を目論むケースも有り得ますから…。
   ちょっと、各記事を引用しつつ見比べてみようと思います。











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■読売新聞:立腹した女が命令、男を全裸で駅前歩かせる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100901-OYT1T00021.htm

■毎日新聞:公然わいせつ:自宅家賃巡り、腹立てた女指示   同居の男、全裸で駅前歩く
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100902ddlk14040280000c.html

■産経新聞:22歳女が同居男に激高   「服脱げ!」と全裸で駅周辺を歩かせる
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/434887/

■日刊スポーツ:同居女に「服脱げ」と言われ全裸で駅前歩く
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20100901-673011.html

■サンケイスポーツ:猟奇的な彼女、彼を全裸で駅前歩かせる
http://www.sanspo.com/shakai/news/100902/sha1009020506007-n1.htm
(紙面では全裸ランニングのイラスト付)

■スポーツニッポン:猟奇的?な彼女   カレを全裸で“市中引き回し”
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/09/02/07.html

■スポーツ報知:ドS女、同居男に駅前全裸の刑!家賃払わずブチ切れ
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100902-OHT1T00030.htm

(朝日新聞・日経新聞・中日スポーツではこの事件が記事になっていない)
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テコンV、ついに日本上陸す!

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   ご存知、1976年に韓国で公開された初のロボットアニメ映画であり、マジンガーZまんまのデザインに度肝を抜かれた人も多かったでしょう。
(最近ではハンナラ党のイメージキャラクターに使われてしまった事で、余計な政治色が着いてしまいましたが…)

   自分が最初にテコンVを知ったのは15年前、「B-CLUB」で見かけたのがきっかけでした。明らかにマジンガーZな風貌に、ある種すがすがしさを感じて。

   故・米澤嘉博氏は言います。「芸術の世界だと『亜流』で片付けられちゃうんだけど、大衆文化ってのは模倣や亜流を含めて、一つの流れになってるんです」
   だから、そのデザインを見て「マジンガーZじゃん!」という感想はごもっとも。
   しかし、それを言うのであらば日本国内にもマジンガーZそっくりのロボットは存在したし(ガイキングやゴーバリアン)、内容に関しても模倣の域を出ない作品だって幾つも有った筈。
   かの「ウルトラQ」だって、45年前のアメリカ人から見たら「トワイライト・ゾーンじゃん!」と言われていたに違いない。

   ついでに説明しときますと韓国では90年代に日本文化解放運動というのが起こり、98年に解禁されるまでは公の場での日本語の映画や歌謡曲が禁止されておりました。
   どうせ正規に輸入しても公開や放送が出来ないのだから、堂々とパクッても誰も分からない…そんな論法がまかり通っていたわけです。昔の日本の人気ドラマが、無許可で韓国版が存在するのもそーゆー理由です。

   …さて!そんな「テコンV」デジタルリマスター版が日本国内でも一般向けに単館上映されると知り、この機会を逃してなるものかと、上映最終日直前に渋谷シアターN(最近では「ザ・コーヴ」上映中止騒動で有名になりました)まで行って参りました!
   以下、若干ネタバレを含みつつ、ストーリーや見どころをまとめたり、突っ込んだりしてみます。

□ 公式サイト(日本公開用の)
http://www.taekwon-v.com/

日刊サイゾーでの紹介記事が濃くて良いので、最初に読むべき。
http://www.cyzo.com/2010/08/post_5165.html

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南船橋コスプレ界に激震走る!

「…もしもし…何よ、アンタいきなり電話なんかして…
   どうしたの今さら…え?何言ってんのよ、またそんな…
   やり直そうなんて、同じ事アンタ何回言ってんのよ!!
   アンタが今まで何して来たと思ってんのッ?
   これまでだって何度も、もう生まれ変わっただの、過去は捨てただの…それでいつまでもアタシが騙されるとでも?
   もういい!お願いだからもう…アタシに関わらないで。
   …。
   …。
   …。
   本当…なのね?
   今度こそ、信じていいの?
   …うん分かった…やりなおそう…今度こそ信じてるから…愛してる…」


(長いのでそろそろ飽きられると思います)



   …さて!
   そんなコントはさておき、わが町の誇る超巨大複合型商業施設!…の、ららぽーとの隣に建ってる、南船橋ビビットスクエアが“また”大幅リニューアルいたしましたので、ちょいと見物してきました。
   本当に生まれ変わったんでしょうか?
   今度こそ愛される存在になれるのでしょうか?
(冒頭のコントはコレに引っ掛けていたんですねぇ。無意味に)
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夏コミ3:ミミックinコスプレ広場編

   まー、最終日はコスプレ広場でミミックに2時間程入ってたんですけど、それ以外にも色々ありました。

・ガジェット通信:『コミックマーケット78』3日目もコスプレで賑わっていた!(後半)
http://getnews.jp/archives/72908

   ×   ×   ×   ×

   この3日目は友人の文具情報サークルで午前中は売り子してまして、おかげさまで一番の目当てだった評論・情報系ブース回りが非常に楽でした。

・女性作家が歴代の童貞彼氏との性体験をまとめた本、とか。
・産業廃棄物処理業界の内幕、とか。
・元ブラック企業社員の体験談、とか。
・不当解雇された会社と係争する方法、とか。
・ひこにゃんのペーパークラフト、とか。
   でも一番目当てだったのに、“千葉のまずいラーメン店”はサークルが来なかったので販売停止でした。

   ×   ×   ×   ×

   差し入れは、毎年夏コミに用意している、凍らせた紙パックのお茶を用意しました。
   何でかというと、夏コミでは涼感が一番だし、紙パックならゴミにならないし。
   そして水がたれ難い様にと、キッチンペーパーを巻いておく用意周到さ。
   きっと戦国時代なら信長のわらじをマメに温めまくって、わらじ温め係として一生を終えるタイプだと思います。

   ×   ×   ×   ×

   じゃ、表題のミミックでのコスプレ広場の話でも…
ミミック×ソワカちゃん
   ソワカちゃんと
ミミックinDQ
   スライムナイト・ゾーマ様・バラモス様と

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