駄チワワ:旅と怪獣舎

コスプレ・同人・特撮、たまにプロレスなどを“読む”ブログ。ちょいちょい足を運んだり調べたり。歴史やムーブメントとしての記録や考察やら、とにかく書いて残します。 特撮ファンの着ぐるみコスプレイヤー、駄チワワが書いてます。一つの資料としてお使い頂ければ。

『ブログ読んでるよ』はこっそり教えてくれると喜びます。
「同人・コスプレ学級会 傾向と対策」最新号をBOOTHで販売しています。https://zubunuretiwawa.booth.pm/items/3587264
あと過去に寄稿していたコスプレイヤーズアーカイブのコラムは https://www.cosp.jp/news_corner.aspx?id=12

コスプレサミット運営に出資してみよう計画

・前代未聞のコスプレイベントを、ここナゴヤで! - FAAVO愛知
https://faavo.jp/aichi/project/2103

 世界コスプレサミット実行委員会を束ねる(束ねられていないのだが)、WCS事務局こと(株)WCSがクラウドファウンディングで資金を募集しているのです。
 世界コスプレサミットといえばメインは8月第一週の土日、名古屋市の栄周辺をコスプレイヤーに開放して、数々のステージイベントや出展やパレードで賑わうというコスプレの夏フェスみたいなイベントでありますが、今回の募集はその前日、金曜の夜に栄の地下街で1000人パレードを行いたいのでその資金500万円を出資してくれる人を募集している訳です。

 率直に申せば、現在だってイベントとしての統制が全く取れてない状態でひたすら協賛企業を増やして拡大を続けた挙句に、参加者向けの情報公開が後手後手に回ったりしてる訳ですから、本当は拡大よりもっと足元を固めてほしいなぁ…というのが感想な訳ですが。
 去年カラオケステージのゲスト審査員に宮内タカユキさんが来て特撮ソングのミニライブまでやってくれた時、広報が特撮に疎くて事前告知できてなかったでしょ?
 だいたい今回の企画で地下街で前夜祭パレードやるだけでは500万円もかからないでしょ!?
 平日夜にレイヤー1000人規模で集められるとも思えないし…。

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(迂闊にクラウドファウンディングという箱を開いてしまった結果のイメージ)


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寄稿:今年の10〜30周年作品と、ミク×ピクシブ×ニコ動を振り返って

・【コラム】今年10周年の作品と、ミク×ピクシブ×ニコ動が変えた世界を振り返る

RSS代わり。
そもそもは仮面ライダー電王や、らき⭐︎すたといった今年10周年を迎える作品を挙げていく内容だったのですが。
やはり初音ミクとピクシブ、そしてニコニコ動画(オープンは前年末ながら一般公開は2017年1月)の相乗効果が起こしたビッグウェーブというのは、もう少しだけ掘り下げて考えてみるべきかなと。
具体的な楽曲に関しては意図的に触れませんでした。あくまでムーブメントとしての一考です。

そしてオマケとして、20,30周年を迎える作品もリストにしてしまいました。
意外な作品がもう20,30年前っていう事実に驚いていただければ。
久しぶりの長文を寄稿したので、上手く伝わってるか不安はありますが、よろしくお願いします。
  

お台場で、Wギャバンと、赤ジムニー

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 5/3、お台場の愛車フェス特設ステージで行われた、「宇宙刑事ギャバン」初代の大葉健二さんと、平成の劇場版で二代目を務めている石垣佑麿さんのトークショウ。

 この企画のためにファンが貸し出したという、当時モデルのスズキの赤ジムニーまで展示されておりました。
 カッコイイ…ギャバンもジムニーも。


 そして!ダブル蒸着は動画撮影可だったので、すごいキレッキレ。

 なんとなく、初代のギャバンが子供から見た“理想のお兄さん”的イメージで描かれていたのに比べて、二代目は“やんちゃな若者”的な描かれ方で腑に落ちなかったのですが(これは平成ギャバンデビュー作となった2012年映画のシナリオへの不満点なのだが)、お話を聴いてると石垣さんも熱い男なんだなーというのが伝わってきました。

 昭和・平成ギャバンとデカレンジャーの共演する6月公開の映画&Vシネマ「スペース・スクワッド」のPR企画でもあるので、劇場へダッシュしようと思います。

 

ゴジラvs君の名はvsこの世界の片隅にvs聲の形vsポッピンQ

 邦画メガヒット作が相次いだ2016年、世間の景況感がジリジリ後退していく中、景気が良かったのは映画業界と長靴業界だけだったのかもしれません。
 さて日本国内の主要な映画賞が出揃ったところで、各作品の受賞状況を一覧にしてみました。
 別に受賞したからって必ずしも自分の感覚で面白い訳ではないのだけど、評価が形になって残るのは良いことです。

 なお、日本アカデミー賞は各部門での優秀賞が多数あるので、あくまで各部門の最優秀賞のみに絞ってます。
2016映画賞一覧
受賞一覧表。クリックして拡大されたし。
(当初、「この世界の〜」にキネマ旬報の監督賞が抜けておりました)
 
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寄稿:コスプレ文化遺産とC-NET約25周年

・コスプレ文化遺産とC-NET約25周年 -コスプレイヤーズアーカイブニュース
http://www.cosp.jp/news.aspx?id=478 

 1989~94年まで同人誌・コスプレイベントの定番会場として使われていた豊洲文化センター閉館記念と、90年代に首都圏のコスプレイヤーに愛読されていた情報誌C-NETの約25周年記念トークイベントの模様。
 2015年9月開催なので既に1年半ほど経っておりますが、故あってこの度、記事化しました。
 いささか古い話ではありますが。
 

写ルンですでコミケを撮る!2016冬…と雑感

 フルサイズ高級一眼レフvsミラーレス一眼vsコンパクトデジカメvsスマホカメラ論争のように、コスプレ自体がいつの間にか、優れた“コスプレ写真”を創るための過程の一つになってしまったのではないだろうか!?
 …という想いを近年抱いていたので、道を外してみたいと思います。
 “写ルンです”で。

 あ、でもでも重要なのは多様性だと考えているので、写真としてのクオリティにこだわるコスプレも(後述するモデル活動の衣装としてのコスプレも)何ら悪いとは思わないんですが。
 ちょっと違う事をしてみようというだけなので。

 フィルム独特のザラッとして、影の強く出る質感、懐かしいと思いつつ。
 写真としては低クオリティだけれど、その代わりとにかく“楽しい”現場の空気を焼き付ける事が出来るのではないでしょうか。
(背景の人物の顔はわざとボカシ加工してます) 

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みちのくプロレス宇宙大戦争2016

2016年も残り少なくなった12.15後楽園ホール…
年末恒例のバカ試合の顛末を、ここに記す!


ザ・グレート・サスケ
バラモンシュウ
バラモンケイ
ウルトラマンロビン
モスラ(ミニマスター)
 vs
キラー・クロックGAINA
ハーレイ・クイン2号
デッド・ショット1号
グンジ
シン・ミニラ(のはしたろう)



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悪役チーム(?)は左から、キラー・クロックGAINA、ハーレイ・クイン2号、グンジ、デッド・ショット1号らのアメコミ軍団がまずは入場。

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バラモンの巫女に担がれて、モスラ幼虫に扮したミニマスター入場。

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ミニラこと野橋、ウルトラマンロビン(一応は円谷プロ公認…だったハズだが20年前なので今は知らん)と一色触発。

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試合前でも毎日の牛乳を欠かさない、チーム“ムーの太陽”マスターことグレートサスケ。
先行き不安の中、ゴング!

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コスプレ界10大ニュース2016座談会

・アーカイブニュース編集部が選ぶ2016年コスプレ界10大ニュース(前編)
http://www.cosp.jp/news.aspx?id=470
・アーカイブニュース編集部が選ぶ2016年コスプレ界10大ニュース(後編)
http://www.cosp.jp/news.aspx?id=471

 年末恒例のコスプレイヤーズアーカイブニュース編集部による10大ニュースを選ぶ座談会に参加させていただきました。
 現場では随分と酷い事を喋っておりましたが、そこら辺は綺麗に編集していただいて淡々と議論する内容にまとめていただいております。

 前編では深夜番組で取り上げられたプロコスプレイヤー、次点扱いで「30歳無職コスプレ趣味の娘を持つ母親からの質問」などなど。
 後編では美容皮膚科の協賛で開催したリゼカップ炎上、ツイッター隆盛によるコスプレSNS離れ(→コスプレイヤーズアーカイブ過疎化)、マチナカ系イベント増加による旧来のコスイベ淘汰などなど、割とシビアな話も管理人氏を囲んでぶつけている展開です。

 どうしてもテキストが長くなるので昨年2015版からは前後編に分かれましたが、後編のPVが伸びないのもお約束です。
 読んでね!重たいけど!


【駄犬のカットされた発言・一部】
「ねこむさん、おめでとうございます!ホリプロ、ザマーミロ!」
「リゼカップは第二回やるなら、もう最初から衣装部門と肌色部門に分けちゃいましょう。あと、罵倒部門って作りましょう。誰が勝つかは予想できません」

 

寄稿:プロ/職業コスプレイヤーという幻を考える

RSS代わりに。

【コラム】灯っては消え、プロ/職業コスプレイヤーという幻を考える-コスプレイヤーズアーカイブニュース

↑ 今年、複数の深夜番組その他で“仕掛けられた”であろうプロコスプレイヤーブーム(?)をネタに。
 どうぞお読みくださいまし。

 過去にも同じような話をこのブログで書いてましたが、コスプレの仕事でお金が発生する事はあるし、またコスプレをきっかけにクリエイターや芸能方面に進んでいった人もいるけれど、でも“コスプレイヤー”そのものはプロ/職業と呼べるまでには至っていません。
 聖地・日本だからこそ抱える、構造的な問題から考えました。

 文中では深くは突っ込んでないけど、昨今いわゆる“プロコスプレイヤー
ってのはマユツバというかTV的な演出の一環ですが、本人が嘘を言ってでも仕事を得ようとしてるケースと、本人は正直に発言してるけど編集で話の流れが変えられてしまってるケースがありますので。

 今回は過去の悪い例での個人名などは挙げてません。
 だって、その人たちもカイブのユーザーなんだもの…。
 

ハリウッドザコシショウという福音

お笑い芸人の世界で、ハリウッドザコシショウがR-1ぐらんぷり2016優勝を果たしてから数ヶ月。
今や押しも押されぬ人気芸人としてメディアを席巻…していない気がします。

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