●日経BP:2009年!B級グルメ10大ニュース
第1位 「ご当地B級グルメ」ブーム
第2位 「餃子の王将」独走
第3位 「ホルモン」「ホルモンヌ」時代到来
第4位 「ハイボール」がきたーっ!
第5位 「激安均一価格居酒屋」大人気
第6位 「激安弁当」戦争
第7位 高級回転寿司苦戦…「回転寿司チェーンメーカー事業停止」
第8位 「ウェンディーズ」全店閉店
第9位 「牛丼値下げ合戦」ふたたび
第10位 「ミシュランガイド」に焼き鳥店登場
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やはりと言うか何というか、不況のおかげで世の中が全体的に安価で手軽な食文化の方へシフトして行ってますので、そりゃB級グルメだって元気になります。
そしてこの中で一番気になったのはやっぱり、伊集院光こと痴豚様のトークに度々登場する「餃子の王将」の件なんですね。

以下、つづき。
●日経レストラン:決断のとき・王将フードサービス社長 大東隆行編
これはTVで王将ブームに火がつく前の08年のインタビュー記事ですが。
90年代に前の経営陣が不動産に手を出して失敗して、現社長が会社を引き継いだ2000年の時点で有利子負債額が最大470億円(08年の段階でまだ156億円残ってるそう)も有ったとか、それでも社員のリストラはせず、決算が赤字でも従業員を鼓舞するためにボーナスまで出していたとか、なんか勿論脚色は有るだろうけど、現場からのし上がって苦境をやり切った名物社長の話ってやっぱり面白いですな。
不況→即リストラに走る多くの経営者の皆様には参考にして頂きたい。
(もっとも、飲食業なら従業員のモチベーションが業績に直結し易いですが、他業種にこの方式が当てはまるかは知りまへん)
ホラ、痴豚様が言ってた、『番組で共演した王将の社長が、若手芸人のためにクーポン券を10万円分ドーンとくれたんだけど、王将は安いから食っても食っても使い切れない』って、あの人よ!
しかもそこまで恩を受けておいて、【餃子の王将=床がヌルヌル】という方程式まで勝手に作りましたからね!まさかと思って、こないだ新しめの王将行ったらホントにヌルヌルしてたわ。
あのヌルヌル感ってひょっとして統一規格なのかしら?
んで、やっぱ、不景気には不景気の中での楽しみ方ってのも有ると思うんですよね。
特に“食”って、どのご時勢にあっても最もポピュラーな楽しみじゃないですか。
景気悪くたって心まで内に籠らず、出来る限りの楽しみは見つけて行きたいものです。
…あ、今日は特にオチ無しですんで。