そもそも「キン肉マン」の超人キャラクターを現実のレスラーに使用することを、ゆで先生は頑に断っていたハズです。
80年代中期、新日本プロレスの平田は海外遠征から帰国してキン肉マンに変身するという話だったのが、ゆで先生の許可が下りずに頓挫して、“ス トロングマシーン”になったんですから。
（この後、リング上で藤波に「お前、平田だろ！」という有名な暴露発言をされる）
まれにインディー団体でそれっぽい覆面レスラーが登場していたりしますが（カレーマンとか）、あーゆーのは無許可ですから。
大仁田もキン肉マンになりたがってましたが無理だったので、代わりに有刺鉄線デスマッチ（2000万パワーズとヘルミッショネルズの試合形式） をやる様になっていったんです。
しかし。
ごく近年になって、こういった「キン肉マン」とプロレスが正式にコラボ興行をやってるのを見ると、古くからのプロレスファンにしてみたら、隔世の感がありますね…
80年代中期、新日本プロレスの平田は海外遠征から帰国してキン肉マンに変身するという話だったのが、ゆで先生の許可が下りずに頓挫して、“ス トロングマシーン”になったんですから。
（この後、リング上で藤波に「お前、平田だろ！」という有名な暴露発言をされる）
まれにインディー団体でそれっぽい覆面レスラーが登場していたりしますが（カレーマンとか）、あーゆーのは無許可ですから。
大仁田もキン肉マンになりたがってましたが無理だったので、代わりに有刺鉄線デスマッチ（2000万パワーズとヘルミッショネルズの試合形式） をやる様になっていったんです。
しかし。
ごく近年になって、こういった「キン肉マン」とプロレスが正式にコラボ興行をやってるのを見ると、古くからのプロレスファンにしてみたら、隔世の感がありますね…
■『A Bathing Ape presents BAPESTA!! PRO WRESTLING 2010』
http://www.all-japan.co.jp/news_topics_details.html?id=611
http://www.bape.com/bspw2010.html
↑ 5/7開催、全日本プロレスとファッションブランド「BAPE」（のデザイナー・NIGO）のコラボ興行に、ゆでたまご先生とNIGOのコラ ボレーションによるニューキャラクターのAPEGON（ペンタゴンのカラー違い）が登場するそうです。
この様に、ゆで先生の態度が軟化してきたのはいつ頃からなのか？…を振り返るに、
■ ものまねプロレス祭「まねんのか！」（2008年8月）
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2008/2008080702/index.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2008/2008080702/3.html
↑ 一昨年の夏、ゆでたまごの嶋田先生の許可を得て、お笑い芸人が超人に扮して試合（コント）したのをがキッカケに、風向きが変わった気がしま す。
■ キン肉マニア２００９ （2009年5月）
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2009/2009052901/index.html
↑ この時は実際のプロレスラー達と超人（中身は芸人ではなくプロレスラー）が同じリングに上がって本格的に試合して、ビッグボンバーズ（カナディアンマン＆スペシャルマン）が優勝するという、ファンにとっても感涙の内容でした。
ゆでたまごの中井・嶋田両先生と神谷明も来場してますし、超人のマスクもかなり手の込んだ作りになっていて、その後に水道橋駅の改札に飾られた りしました。
これらが許可されたのは、あくまでこれらが一回限りの特別興行だったからです。通常の全国を巡業して年間100試合以上する形式のプロレスだったら、キャラ使用の許可は下りなかったでしょう。
逆説的に、今は企画先行、イベントプロレス全盛の時代である事が証明されました。
× × ×
嶋田先生と吉野家との確執（吉野家にコラボ企画を持ち込んだが断られ、すき屋とコラボしてキャンペーンを行った…とされている件）が噂になって るらしいですね。
と言っても、一方的に嶋田先生が吉野家を口撃（さんざん言っておいて「でも吉野家を嫌いにならないで下さい」って言われても…）してるだけです が。すき家の広報部長もフォローしてるけど。
http://www.excite.co.jp/News/column/20100415/Rocketnews24_30210.html
しかし「恩知らず」とバッシングを受けまくってる吉野家だって、やれば儲かる…と分かりきってる筈のコラボ企画を断ったくらいですから、そこに は“企業としての”、何らかの判断があった筈なんです。
そしてそれは易々と表には出さないし、出せない事でしょう。それをやっちゃったらもう、吉野家と提携する企業は今後無くなるかもしれませんか ら。
ファンが嶋田先生の方に思い入れや肩入れをするのは当然ですが、嶋田先生の発言だって、あくまで一方的な見知でしかありません。当然ながら交渉 では間に何人も入っていて、直接交渉した訳でもないでしょうし。
そもそも「キン肉マン」自体が80年代プロレスブーム（初代タイガーマスクの四次元殺法ブーム）の恩恵を受けてるのに、前述した様にプロレス団 体からのキャラクター使用（今でいうコラボ）を断り続けてきた訳ですから。
これだって色んな理由は有るでしょうし、プロレスファンから見ても正解だったと思いますが。だって藤波にリング上で正体を暴露されるキン肉マンなんて、見たくないですし。
ひょっとしたら、別の真実が有るのかも分からない。
嶋田先生や集英社に何らかの落ち度が有った可能性も有るし、もちろん吉野家に本当に落ち度が有った可能性も有ります。
揉め事が有った際、片方の当事者の発言のみを根拠に、注釈も無しにもう片方を否定するというのは、やっちゃダメなんです。
そんな無責任な“犯人探し”をネット上で煽っちゃうってのは、結局は偏見や差別や名誉毀損に繋がっていくんだと思うんですよね…。煽るのはリングの上 と、マンガのストーリーだけで充分ですよ。
という、クソ面白くもない話を、キン肉マンとプロレスと吉野家の、全てのファンなので言わせて頂きます。
http://www.all-japan.co.jp/news_topics_details.html?id=611
http://www.bape.com/bspw2010.html
↑ 5/7開催、全日本プロレスとファッションブランド「BAPE」（のデザイナー・NIGO）のコラボ興行に、ゆでたまご先生とNIGOのコラ ボレーションによるニューキャラクターのAPEGON（ペンタゴンのカラー違い）が登場するそうです。
この様に、ゆで先生の態度が軟化してきたのはいつ頃からなのか？…を振り返るに、
■ ものまねプロレス祭「まねんのか！」（2008年8月）
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2008/2008080702/index.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2008/2008080702/3.html
↑ 一昨年の夏、ゆでたまごの嶋田先生の許可を得て、お笑い芸人が超人に扮して試合（コント）したのをがキッカケに、風向きが変わった気がしま す。
■ キン肉マニア２００９ （2009年5月）
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2009/2009052901/index.html
↑ この時は実際のプロレスラー達と超人（中身は芸人ではなくプロレスラー）が同じリングに上がって本格的に試合して、ビッグボンバーズ（カナディアンマン＆スペシャルマン）が優勝するという、ファンにとっても感涙の内容でした。
ゆでたまごの中井・嶋田両先生と神谷明も来場してますし、超人のマスクもかなり手の込んだ作りになっていて、その後に水道橋駅の改札に飾られた りしました。
これらが許可されたのは、あくまでこれらが一回限りの特別興行だったからです。通常の全国を巡業して年間100試合以上する形式のプロレスだったら、キャラ使用の許可は下りなかったでしょう。
逆説的に、今は企画先行、イベントプロレス全盛の時代である事が証明されました。
× × ×
嶋田先生と吉野家との確執（吉野家にコラボ企画を持ち込んだが断られ、すき屋とコラボしてキャンペーンを行った…とされている件）が噂になって るらしいですね。
と言っても、一方的に嶋田先生が吉野家を口撃（さんざん言っておいて「でも吉野家を嫌いにならないで下さい」って言われても…）してるだけです が。すき家の広報部長もフォローしてるけど。
http://www.excite.co.jp/News/column/20100415/Rocketnews24_30210.html
しかし「恩知らず」とバッシングを受けまくってる吉野家だって、やれば儲かる…と分かりきってる筈のコラボ企画を断ったくらいですから、そこに は“企業としての”、何らかの判断があった筈なんです。
そしてそれは易々と表には出さないし、出せない事でしょう。それをやっちゃったらもう、吉野家と提携する企業は今後無くなるかもしれませんか ら。
ファンが嶋田先生の方に思い入れや肩入れをするのは当然ですが、嶋田先生の発言だって、あくまで一方的な見知でしかありません。当然ながら交渉 では間に何人も入っていて、直接交渉した訳でもないでしょうし。
そもそも「キン肉マン」自体が80年代プロレスブーム（初代タイガーマスクの四次元殺法ブーム）の恩恵を受けてるのに、前述した様にプロレス団 体からのキャラクター使用（今でいうコラボ）を断り続けてきた訳ですから。
これだって色んな理由は有るでしょうし、プロレスファンから見ても正解だったと思いますが。だって藤波にリング上で正体を暴露されるキン肉マンなんて、見たくないですし。
ひょっとしたら、別の真実が有るのかも分からない。
嶋田先生や集英社に何らかの落ち度が有った可能性も有るし、もちろん吉野家に本当に落ち度が有った可能性も有ります。
揉め事が有った際、片方の当事者の発言のみを根拠に、注釈も無しにもう片方を否定するというのは、やっちゃダメなんです。
そんな無責任な“犯人探し”をネット上で煽っちゃうってのは、結局は偏見や差別や名誉毀損に繋がっていくんだと思うんですよね…。煽るのはリングの上 と、マンガのストーリーだけで充分ですよ。
という、クソ面白くもない話を、キン肉マンとプロレスと吉野家の、全てのファンなので言わせて頂きます。
