大阪に遠征したついでに、コスプレイベントなんかでよく使われる南港ATCとWTCを見たいと思いまして、HP調べたらそこで「創作・食品サンプル博覧会」なる催しをやっているとの事で、足を延ばして参りました。
   食品サンプルって、つまり喫茶店やレストランのウィンドウに置いてあるアレなんですけど、スパゲティが丸ごと型で抜かれててとっても固そう、しかも色あせてる…なんてのは一時代前の話です。
   よく考えたら特撮作品でもスーツやミニチュアの精度は年々上がっているのだから、こっちの世界でも技術革新が行われているのは当然ですよね。

   写真を沢山撮ってきたので、14連発でドーゾ。
   この会場での展示は日曜まで。

食品サンプル展1
お菓子の家ミニチュア。サンプルと言われなかったら本当にお菓子で出来ていると信じたと思う。

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ローストビーフの柔らかそうな切り口。

食品サンプル展2
一部のサンプルは実際に手で触れる事が出来るのです。
これ、外はカリカリ、中はふんわり。

食品サンプル展3
マーガリン塗った跡や焦げ目のザラザラ感なんかもスバラシイ。

食品サンプル展4
ジェラート表面の小さな粒子も再現されています。

食品サンプル展5
複数のパンを触ってみると、それぞれ違う触感が再現されていた。

食品サンプル展6
ステーキのミディアムな質感と、容器に敷かれた油のムラまで。

食品サンプル展7
この餅はホントにもっちもちで、素材の粘度だけで杵が宙に舞って、微妙に揺れているのです。

食品サンプル展8
たいやき。和菓子の微妙な色彩と、表面のムラが。

食品サンプル展9
パンに使われている素材の展示。ちぎってみるとますます本物っぽい。
神社に撒いたら鳩が寄って来るんじゃないかしら。

食品サンプル展10
スプーンについてるカレーとご飯粒のリアルさに驚く。

食品サンプル展11
溶けたバターがジャガイモの表面を流れるこの質感。

食品サンプル展12
流れ落ちたチョコレートフォンデュが、ポチャッ!とはねてる。

食品サンプル展13
チョコケーキは外側が固めで、断面のスポンジがふっかふか。


◯ 商い繁盛館 : 創作・食品サンプル博覧会 第3章
http://hanjyokan.exblog.jp/14637844/
目で味わう 食品サンプル博覧会
美味しい瞬間 第3章~観る人の感動と食欲を呼ぶ~
開催日:7月29日(木)~8月1日(日)
時 間:10時30分~18時
入場料:無料
場 所:大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟3階 商い繁盛館


   あと、やっぱりATCはガラガラでした。ITM楝3Fは商い“繁盛”館なのに、それ自体が全然繁盛してないという…。この辺一帯は全部ですが、大阪市のハコモノっぷりって凄いなぁ、と。

   「不振の商業施設は、人の少なさと背景の綺麗さで、コスイベ会場として重宝される」という定説も証明されました。