35大スーパー戦隊が集結したら、面白くなるに決まってるじゃん!
重大なネタバレは無しですが、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」事前情報を入れたくない人は読まないでください。
× × × × ×
じゃーまず、クライマックスで勢ぞろいする33大ロボ+2大メカの扱いリスト。
■CGのみで登場する飛行メカ
バリブルーン [1975秘密戦隊ゴレンジャー]
スカイエース [1977ジャッカー電撃隊]
■スーツが現存せず、写真+TV版映像の合成で登場するロボ
バトルフィーバーロボ [1979バトルフィーバーJ]
(CGで登場、電光剣を放ったり稲妻型の軌道が再現されてたり、良い扱い)
ダイデンジン [1980電子戦隊デンジマン]
(CGでデンジファイターに変形し、バリブルーン・スカイエースと共に空中戦へ)
サンバルカンロボ [1981太陽戦隊サンバルカン]
ゴーグルロボ [1982大戦隊ゴーグルファイブ]
ダイナロボ [1983科学戦隊ダイナマン]
バイオロボ [1984超電子バイオマン]
チェンジロボ [1985電撃戦隊チェンジマン]
■スーツは現存するが展示用に加工されているので動けず、体の一部パーツのみ画面に映す+TV版映像の合成で登場するロボ
(勢ぞろいシーンで、ポーズが不自然な直立になっているのはそのせい)
フラッシュキング [1986超新星フラッシュマン]
グレートファイブ [1987光戦隊マスクマン]
ライブロボ [1988超獣戦隊ライブマン]
ターボロボ [1989高速戦隊ターボレンジャー]
ファイブロボ [1990地球戦隊ファイブマン]
ジェットイカロス [1991鳥人戦隊ジェットマン]
大獣神 [1992恐竜戦隊ジュウレンジャー]
大連王 [1993五星戦隊ダイレンジャー]
無敵将軍 [1994忍者戦隊カクレンジャー]
オーレンジャーロボ [1995超力戦隊オーレンジャー]
RVロボ [1996激走戦隊カーレンジャー]
ギャラクシーメガ [1997電磁戦隊メガレンジャー]
ギンガイオー [1998星獣戦隊ギンガマン]
タイムロボα [2000未来戦隊タイムレンジャー]
旋風神 [2002忍風戦隊ハリケンジャー]
■スーツが現存し、新撮映像で巨大怪人を相手にアクションしているロボ
ビクトリーロボ [1999救急戦隊ゴーゴーファイブ]
ガオキング [2001百獣戦隊ガオレンジャー]
アバレンオー [2003爆竜戦隊アバレンジャー]
デカレンジャーロボ [2004特捜戦隊デカレンジャー]
マジキング [2005魔法戦隊マジレンジャー]
ダイボウケン [2006轟轟戦隊ボウケンジャー]
ゲキトージャ [2007獣拳戦隊ゲキレンジャー]
エンジンオー [2008炎神戦隊ゴーオンジャー]
シンケンオー [2009侍戦隊シンケンジャー]
ゴセイグレート [2010天装戦隊ゴセイジャー]
ゴーカイオー [2011海賊戦隊ゴーカイジャー]
…だいたいこんな感じだったかと。
まばたきを減らして目を皿のようにして見てたので、スーツ使用でアクションしてるロボは間違いない、ハズ。
フラッシュキング以降の戦隊ロボのスーツは現存し、撮影終了後は展示用に加工されて、このような色んなイベントなどで展示されているという話は→こちらの記事参照。
× × × × ×
基本的にはVSシリーズのノリで、ゴセイジャーとゴーカイジャーが、歴代戦隊の力を秘めたレンジャーキーを巡って対立する、というストーリーです。
ゴセイジャー… 星を護るために戦う天使
ゴーカイジャー… お宝を探しにきた宇宙海賊
↑なので、基本的に相性は悪かったんですね。
「地球を守る」のが使命であるゴセイジャーにしてみれば、地球を守る義理の無いゴーカイジャーが、歴代戦隊の力を引き継いでしまってるのが許せない訳です。
しかし、実際はストーリーにはあんまり重きは置いていません。ひたすら見せ場、見せ場のオンパレードで、潔い!戦隊映画はこうでなきゃ!お祭りなんだから!!
× × × × ×
他、本編に関して、箇条書きに。
・ とにかく、居ないハズの人を居るように見せる工夫が多い。冒頭のレジェンド大戦後のシーンでも、よく見ると倒れてるゴセイジャーの後ろの方で小さく、青い ジャケットの男が、黄色いジャケットの女を助け起こしてる…のは、きっと(ゲキレンジャーの)レツとラン、って事なのだろう。
・ もし見られる環境の人は、「デンジマン」最終回を見ておいてください。
デンジブルー=青梅大五郎が、幼稚園児の持ってるダイデンジンの超合金を見て懐かしむ…というシーンの意味合いが、ちょっと深くなると思います。
(バンリキモンスにダイデンジンが破壊された事を巡って、デンジマンとデンジ犬アイシーの仲が険悪になるシーンがあって、修理されたダイデンジンを使って勝利したデンジマンが基地へ帰ると、居るはずのアイシーがどこにも居ない。それは…だから最終回みてください)
・ ブレドランだらけの巨大戦。夢に見た、ブレドラン戦隊。
・ マーベラスと異空間に閉じ込められたアラタ、「一緒にいて、気づいたんだ…」
狙い過ぎだな!
ちなみに今年1月のプレミア発表会での両戦隊のキャスト共演は→こちらの記事参照。
・ 世代ごとにこだわりあるでしょうし、細かい不満を言うとキリがありません。そこら辺は、大きな心で受け止めましょう。
(ダイナマンの必殺ニュー・スーパーダイナマイトが弱いとか…。メカ進化獣の出現に旧スーパーダイナマイトが破られ、この新必殺技の体得まで4話も使った大技なのに)
・ ただ、戦隊ファンは仮面ライダーファン以上に、(本物でなくても)ヒーロー同士が戦って、負けた方が爆発…という演出を好まないと思うんですが。
・ 戦隊はリアルタイム以外で後からハマると、過去作を見直すのが大変です。千数百話あるから。 なので全国のお父さんお母さん、お子さんの視聴歴に隙間ができない様に、早い段階からリアルタイムで戦隊を見続けさせると良いでしょう。
・ ゴーカイシルバーが変身後のみチラッと出てくる件。おそらく制作側の意図としては、映画でチラ見させて、直後のTVシリーズにバスコを登場させる事で「もしやコイツがシルバー?」と錯覚させる…という作戦だったのでしょうね。
しかし東日本大震災の影響で公開が1か月延びたので(TVは1週遅れ)、TVではバスコは去り、映画公開前にシルバーが次週予告に登場してしまった…んじゃないかな。
・ パンフレットも資料性が高くてお買い得。
・ ゴセイジャーは脚本(家)次第で面白くなるんだよ!
× × × × ×
という訳で、これだけ詰めに詰め込んだ荒川稔久脚本はすごいなー、ファン出身の作家として最大の仕事をしてくれたな、と素直に感激です。
↑よろしければポチッと。
■CGのみで登場する飛行メカ
バリブルーン [1975秘密戦隊ゴレンジャー]
スカイエース [1977ジャッカー電撃隊]
■スーツが現存せず、写真+TV版映像の合成で登場するロボ
バトルフィーバーロボ [1979バトルフィーバーJ]
(CGで登場、電光剣を放ったり稲妻型の軌道が再現されてたり、良い扱い)
ダイデンジン [1980電子戦隊デンジマン]
(CGでデンジファイターに変形し、バリブルーン・スカイエースと共に空中戦へ)
サンバルカンロボ [1981太陽戦隊サンバルカン]
ゴーグルロボ [1982大戦隊ゴーグルファイブ]
ダイナロボ [1983科学戦隊ダイナマン]
バイオロボ [1984超電子バイオマン]
チェンジロボ [1985電撃戦隊チェンジマン]
■スーツは現存するが展示用に加工されているので動けず、体の一部パーツのみ画面に映す+TV版映像の合成で登場するロボ
(勢ぞろいシーンで、ポーズが不自然な直立になっているのはそのせい)
フラッシュキング [1986超新星フラッシュマン]
グレートファイブ [1987光戦隊マスクマン]
ライブロボ [1988超獣戦隊ライブマン]
ターボロボ [1989高速戦隊ターボレンジャー]
ファイブロボ [1990地球戦隊ファイブマン]
ジェットイカロス [1991鳥人戦隊ジェットマン]
大獣神 [1992恐竜戦隊ジュウレンジャー]
大連王 [1993五星戦隊ダイレンジャー]
無敵将軍 [1994忍者戦隊カクレンジャー]
オーレンジャーロボ [1995超力戦隊オーレンジャー]
RVロボ [1996激走戦隊カーレンジャー]
ギャラクシーメガ [1997電磁戦隊メガレンジャー]
ギンガイオー [1998星獣戦隊ギンガマン]
タイムロボα [2000未来戦隊タイムレンジャー]
旋風神 [2002忍風戦隊ハリケンジャー]
■スーツが現存し、新撮映像で巨大怪人を相手にアクションしているロボ
ビクトリーロボ [1999救急戦隊ゴーゴーファイブ]
ガオキング [2001百獣戦隊ガオレンジャー]
アバレンオー [2003爆竜戦隊アバレンジャー]
デカレンジャーロボ [2004特捜戦隊デカレンジャー]
マジキング [2005魔法戦隊マジレンジャー]
ダイボウケン [2006轟轟戦隊ボウケンジャー]
ゲキトージャ [2007獣拳戦隊ゲキレンジャー]
エンジンオー [2008炎神戦隊ゴーオンジャー]
シンケンオー [2009侍戦隊シンケンジャー]
ゴセイグレート [2010天装戦隊ゴセイジャー]
ゴーカイオー [2011海賊戦隊ゴーカイジャー]
…だいたいこんな感じだったかと。
まばたきを減らして目を皿のようにして見てたので、スーツ使用でアクションしてるロボは間違いない、ハズ。
フラッシュキング以降の戦隊ロボのスーツは現存し、撮影終了後は展示用に加工されて、このような色んなイベントなどで展示されているという話は→こちらの記事参照。
× × × × ×
基本的にはVSシリーズのノリで、ゴセイジャーとゴーカイジャーが、歴代戦隊の力を秘めたレンジャーキーを巡って対立する、というストーリーです。
ゴセイジャー… 星を護るために戦う天使
ゴーカイジャー… お宝を探しにきた宇宙海賊
↑なので、基本的に相性は悪かったんですね。
「地球を守る」のが使命であるゴセイジャーにしてみれば、地球を守る義理の無いゴーカイジャーが、歴代戦隊の力を引き継いでしまってるのが許せない訳です。
しかし、実際はストーリーにはあんまり重きは置いていません。ひたすら見せ場、見せ場のオンパレードで、潔い!戦隊映画はこうでなきゃ!お祭りなんだから!!
× × × × ×
他、本編に関して、箇条書きに。
・ とにかく、居ないハズの人を居るように見せる工夫が多い。冒頭のレジェンド大戦後のシーンでも、よく見ると倒れてるゴセイジャーの後ろの方で小さく、青い ジャケットの男が、黄色いジャケットの女を助け起こしてる…のは、きっと(ゲキレンジャーの)レツとラン、って事なのだろう。
・ もし見られる環境の人は、「デンジマン」最終回を見ておいてください。
デンジブルー=青梅大五郎が、幼稚園児の持ってるダイデンジンの超合金を見て懐かしむ…というシーンの意味合いが、ちょっと深くなると思います。
(バンリキモンスにダイデンジンが破壊された事を巡って、デンジマンとデンジ犬アイシーの仲が険悪になるシーンがあって、修理されたダイデンジンを使って勝利したデンジマンが基地へ帰ると、居るはずのアイシーがどこにも居ない。それは…だから最終回みてください)
・ ブレドランだらけの巨大戦。夢に見た、ブレドラン戦隊。
・ マーベラスと異空間に閉じ込められたアラタ、「一緒にいて、気づいたんだ…」
狙い過ぎだな!
ちなみに今年1月のプレミア発表会での両戦隊のキャスト共演は→こちらの記事参照。
・ 世代ごとにこだわりあるでしょうし、細かい不満を言うとキリがありません。そこら辺は、大きな心で受け止めましょう。
(ダイナマンの必殺ニュー・スーパーダイナマイトが弱いとか…。メカ進化獣の出現に旧スーパーダイナマイトが破られ、この新必殺技の体得まで4話も使った大技なのに)
・ ただ、戦隊ファンは仮面ライダーファン以上に、(本物でなくても)ヒーロー同士が戦って、負けた方が爆発…という演出を好まないと思うんですが。
・ 戦隊はリアルタイム以外で後からハマると、過去作を見直すのが大変です。千数百話あるから。 なので全国のお父さんお母さん、お子さんの視聴歴に隙間ができない様に、早い段階からリアルタイムで戦隊を見続けさせると良いでしょう。
・ ゴーカイシルバーが変身後のみチラッと出てくる件。おそらく制作側の意図としては、映画でチラ見させて、直後のTVシリーズにバスコを登場させる事で「もしやコイツがシルバー?」と錯覚させる…という作戦だったのでしょうね。
しかし東日本大震災の影響で公開が1か月延びたので(TVは1週遅れ)、TVではバスコは去り、映画公開前にシルバーが次週予告に登場してしまった…んじゃないかな。
・ パンフレットも資料性が高くてお買い得。
・ ゴセイジャーは脚本(家)次第で面白くなるんだよ!
× × × × ×
という訳で、これだけ詰めに詰め込んだ荒川稔久脚本はすごいなー、ファン出身の作家として最大の仕事をしてくれたな、と素直に感激です。
↑よろしければポチッと。