・8/6世界コスプレサミット 大須コスプレパレード レポ
・8/7世界コスプレサミット チャンピオンシップ レポ
↑ このレポの内容は、時間軸としては上記の間に位置しますので、先に上をクリックしてお読みくださいませ。そちらのが写真も多いです。
長い長い長いレポも、これで最終回。
× × × × ×
・8/7世界コスプレサミット チャンピオンシップ レポ
↑ このレポの内容は、時間軸としては上記の間に位置しますので、先に上をクリックしてお読みくださいませ。そちらのが写真も多いです。
長い長い長いレポも、これで最終回。
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◆日本代表選考会
パレードの終わった8/6(土)夜。
19:00… 更衣室の日経新聞社名古屋ビルから近い、サンシャイン栄のホールで、日本代表選考会はじまる。撮影は禁止。
挑戦するのは7組。以下、それぞれモチーフ作品と感想。
・エイトマン
(この初老の紳士、世界選手権クラスの元スピードスケーターだとか…僕は大笑いしてたけど、多くの人はエイトマンが分からずポカーン)
・FF X
(二人で歌う。上手いけど、特に大きな動きなどは無し)
・スーパーマリオ
(姫を奪い合うコント仕立て。優勝して日本代表になりました。関西の女性二人組)
・ノクスとマタン
(剣劇にモノローグを併せて、良い意味で中二病的な美的センスを感じた)
・マクロスF
(常連!着ぐるみバジェラのアイくんとシェリルが歌い踊る。人形のランカが…空気嫁じゃった)
・KAITOと初音ミク
(台詞をボーカロイドで合成して喋らせていた)
・鋼の錬金術師
(ロイ×エド的なコミカル寸劇。かなり同人的。オンリー即売会でやったら受けそう)
・世界コスプレサミット:日本代表はマリオとクッパに決定 7日の世界大会へ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
× × × × ×
うん、元々演劇好きで、下北沢の劇場なんかよく行ってた人間としては、非常に近しい匂いを感じたというか(笑) 良くも悪くも、インディーズ的というか。
だいたいの感じは、剣劇・ダンス・衣装早替え等は定番ネタなので、プラスαが必要な時期に入ってるのかな?と。
さて、ゲストはSKE48から4人でした(3人は研修生だっけ?)。
狭い会場に立見の数十人程度の客層は、殆どはレイヤーではなく、SKEファンなんですよね。
だからコスプレパフォーマンスより、SKEメンバーのトークショーやゲームのが盛り上がってしまってる。
ゲスト審査員の歴代海外入賞者の皆さんも、少し驚いたんじゃないかな。この小さな会場で決勝前夜に日本代表が決められてたなんて。
正直、日本代表選考会の内容は面白いんだけど、やっぱり世界的な大舞台ではひと味足りないというか、こじんまりしてるというか。
衣装は良く出来てても、全体の空間を有効に使った大アクションや武器やオブジェが無いので、海外勢と比べると小さく見えてしまうのですよ。
この選考会場が小さいせいもあるでしょうけど、逆にこの程度のスペースで十分だろ、的に思われてるのかもしれない。
以前に東京予選があった頃、東京ドームシティでの予選会はこの倍くらいの大きなステージだったけど、大差無かった様に思うし。
まだ日本ではコスプレは公言し難い趣味だから、特にこんなご時世で「コスサミ準備のために有休とります・今日は残業できません」とも言えないだろうし…第一、作る場所・置く場所にも困りますもの。
でもやっぱり、一次予選がフェイスブックでの投票で、予選通過の発表から本番までが一カ月半しか無いとか、決勝の前日夜にあわただしく日本代表を決めてるってのが、どうしてもね…。観客や審査員の感想を聞いてから、さらに作りこんだり、練り上げる時間が無いし。
昼の大須コスプレパレードの時点では日本代表がまだ決まってないから、パレードに日本の枠は無いし。
イベントとしてここまで大きくなってきたなら、この(日本代表選をおざなりにしてしまってる)スケジュールはどうにかしてほしいというか、各国代表がそうであるように、日本代表選考会のステップも(以前の様に)別のイベント団体に任せてしまっても良いと思う。
せっかく挑戦する人たちが、最大限の力を発揮できるような形にしてほしい。
前にも書いたけど、中国とブラジルは予選だけで9大会やってますからね?
シンガポールは人口500万人で、予選申込が主催者発表で2万5千人ですからね?(人口の0.5%)
主催国の日本が一番、代表決定のステップが小規模なんじゃないかって気になります。(以前は東京予選と名古屋予選あったけど)
悪い言い方をしてしまうと、コスサミはコスプレを日本の文化だと喧伝しておきながら、今の流れでは海外勢を丁重におもてなしする一方で、日本勢はパレードの500人も日本代表選考会への出場者も、その引き立て役にさせられてしまってる。そこが残念でならない。
・世界コスプレサミット:パフォーマンス重視の中、海外勢強さ見せる - MANTANWEB(まんたんウェブ)
…ともあれ。
出場者の皆さん、おつかれさまでした!
昨今の自粛ムードや厳しい状況下で、それでも出来る限りの準備をして、その場に挑んでくれた出場者の皆さんは、率直に格好良いと思います。敬意を表します!
ありがとうございました!!
× × × × ×
◆日本のコスプレはガラパゴスなればこそ、か
いままで「衣装の出来・ポーズ・ワンアクションでは日本人レイヤーのレベルは高い。でも日本のコスプレイベントには密集状態でパフォーマンス禁止な会場 が多いから、3分間のパフォーマンスってのが、コスサミで日本勢を不利にしてしまってる」って書いてきたんだけど(そもそもTV番組企画だから動きを求め るのは当然なんだけどね)、これは、自分の認識不足であったやもしれぬ。
前述した8/8シンポジウムで、何回か前からコスサミに入ってるルールディレクター・ジャッキー道斎氏は、「海外のコスプレには“動”的な面白さがある。それを日本にも広めたい」って仰せられていて、これはすごく分かった。
グローバル化、文化の逆逆輸入、みたいな?勿論その国によっても異なると思うけどさ。
それが定着して、次の…より高いレベルでの観客論を展開できる様になるには、もうちょっとすそ野を広げるというか、パフォーマンス歓迎のイベント&挑戦するレイヤーが多く出て来ないと、こういったパフォーマンス主体の審査基準では勝てないかな、と。
ただ、そうなった時に、じゃあもし大企業・TV局・行政機関なんかが積極的にコスプレイベントに関わって来ようとすると…どうなるんだろう?
より多くの金が回る世界になっていった時に、今までの手作り感や、同好の志の集まり、好きな事を1円の得にもならなくてもやるんだ、みたいなのは、無くならないまでも隅っこに追いやられてしまうのではないか。
科学技術庁の入ってるコンテストで、ジャミラのコスプレは出来るのか。
経済産業省の入ってるコンテストで、ヘドラのコスプレは出来るのか。
「コスプレイヤーという職業を作りたい」って人も居るんだけど、そうなったら“プロ”以外のレイヤーは“アマチュア”って扱いに押し込まれちゃうんじゃないだろうか。
…。
よくよく考えたら日本のコスプレ文化って多分、良い意味で“ガラパゴス化”してて、閉鎖的・排外的であるが故に、普段と違う自分に変身する“非日常性”を求めた愛好者が増えて、濃く!熱く!なったのだと思う。
それが面白がられて外国のオタクにも広まって、またそこから外国のコスプレの(開放的な)価値観が逆逆輸入される事で変質してしまうなら、グローバル化なんてしなくても良いんじゃないのか?という気持ちも、一方では有るし。
インディーズやマイナーと呼ばれていたものがメジャーに躍り出る瞬間に発生する、爆発的なパワー。でもそれはきっと、永続はしないものだろうし。
(90年代インディープロレスの人気爆発と、衰退への追憶)
大手メディアへの露出が増えるに従って、人気コスプレイヤーがモデル扱いされれば、コスプレ=美男美女のやるべきもの、みたいになっていったとしたら凄くイヤだ。単純に「好き」だけじゃ出来なくなってしまうもの。
それでも、コスサミのおかげでコスプレに興味を持って始めてみたいって人も居るだろうし、そこから新たなムーブメントが始まっていくなら、それも楽しみであったり、見届けたいって思うし。
ひとまず大成功したイベントを見ながら、少ない脳みそで色んな事は考えてしまうのであった。
答え? 出る訳ないじゃない。
× × × × ×
正直な事を書いてしまうと、僕だって、じゃあ代表選考会に出たいかと聞かれたら、出たいんですよ!遠いけど!
自分がやるとしたら、名古屋城やテレビ塔や浜岡原発!の簡易ミニチュアを組んで、それを破壊しながらロボットや怪獣が演舞する…とか、かな。
(水銀・コバルト・カドミウム♪鉛・硫酸・オキシダン♪)
ペーパークラフト職人なので、セット作っても総重量40kg制限はクリアできると思う。
もっとも、それをやるには今は認められていない特撮系でのエントリーが解禁されないといけないし、何より友達がいなくては…(アハハ)
× × × × ×
土曜のパレード参加と日本代表選観覧・日曜のチャンピオンシップ観覧・月曜のシンポジウム。駆け抜けた三日間でした。
シンポジウムについてはどこまで内容を書いて良いか分からないから、公式の動画をご覧くだされ。
(1時間28分からの質問コーナーで先陣を切って、コスモードの大門さんへ質問してるのが自分。ド緊張して声が震えてる(笑))
(ちなみにこの質問中、かつてエロ的な視点からコスプレ雑誌を作って撤退した出版社の実名なんぞ挙げちゃってるんだけど、カットされますね!)
来年は同じ日程で行かれるか分からないけど、それを目標と、楽しみの一つに生きてみたいな、とは思います。何だかんだ言いつつ、とても良いものを見せて頂けたので。
運営されたスタッフの方々、出場された皆さん、応援に行った皆さん、おつかれさまでした!
最大限の感謝を。
不満や文句も勿論あるし言ってるけど、でもチャンピオンシップが終わって会場を出る際、あと更衣室で着替えて日経ビルを出る際、運営スタッフの皆さんに向けて言った「来年もまた、よろしくお願いします!」は、本当に本心です。
永く続けて行ってほしいです。ぜひ。
多くの人が、たとえ不毛と言われようが、思い込みであろうが、自分が本当に好きで面白いと思う事をやって、それを観に行って。
それが数百、数千人の単位で、海を越えて、スパークした。
正直、胸が熱いです。

一言で表すなら、これは「青春」って言うのかもしんない。
・公式サイト 世界コスプレサミット2011『国際シンポジウム』開催
・公式動画 国際シンポジウム「マンガ・アニメ・ゲーム業界におけるコスプレの役割」 YouTube
(2時間あるけど面白い話も沢山聞けるので、興味ある人は時間を工面してみてくれい)
・世界コスプレサミット2012 プレサイト
お願い:
ここを読むのはコスプレイヤー以外の人も多いと思いますが、そんな人たちに「あ、コスプレイヤーってこういう人種なんだ」って固定観念を生みたくないので、ちょいと。
コスプレイヤーって一口に言っても、何かに統制されたり、一枚岩な考えで動いてる訳ではありません。
コスプレイヤーのすべてが、こういったパレードへの参加や、日本代表や世界一を目指したり、憧れてる訳では、絶対にありません。
人前に出ずに身内だけの空間で楽しむ事にこだわる人も、大勢います。あくまで趣味ですから、人それぞれなんです。
TV局主導の曖昧な審査基準でナンバーワンを決めてしまう事に、拒絶反応を示す人だっています。
ここに書いてある事はあくまで、コスサミに惹かれた一参加者の視点と感想と意見でしかありません。
そこをご理解・ご容赦ください。
パレードの終わった8/6(土)夜。
19:00… 更衣室の日経新聞社名古屋ビルから近い、サンシャイン栄のホールで、日本代表選考会はじまる。撮影は禁止。
挑戦するのは7組。以下、それぞれモチーフ作品と感想。
・エイトマン
(この初老の紳士、世界選手権クラスの元スピードスケーターだとか…僕は大笑いしてたけど、多くの人はエイトマンが分からずポカーン)
・FF X
(二人で歌う。上手いけど、特に大きな動きなどは無し)
・スーパーマリオ
(姫を奪い合うコント仕立て。優勝して日本代表になりました。関西の女性二人組)
・ノクスとマタン
(剣劇にモノローグを併せて、良い意味で中二病的な美的センスを感じた)
・マクロスF
(常連!着ぐるみバジェラのアイくんとシェリルが歌い踊る。人形のランカが…空気嫁じゃった)
・KAITOと初音ミク
(台詞をボーカロイドで合成して喋らせていた)
・鋼の錬金術師
(ロイ×エド的なコミカル寸劇。かなり同人的。オンリー即売会でやったら受けそう)
・世界コスプレサミット:日本代表はマリオとクッパに決定 7日の世界大会へ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
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うん、元々演劇好きで、下北沢の劇場なんかよく行ってた人間としては、非常に近しい匂いを感じたというか(笑) 良くも悪くも、インディーズ的というか。
だいたいの感じは、剣劇・ダンス・衣装早替え等は定番ネタなので、プラスαが必要な時期に入ってるのかな?と。
さて、ゲストはSKE48から4人でした(3人は研修生だっけ?)。
狭い会場に立見の数十人程度の客層は、殆どはレイヤーではなく、SKEファンなんですよね。
だからコスプレパフォーマンスより、SKEメンバーのトークショーやゲームのが盛り上がってしまってる。
ゲスト審査員の歴代海外入賞者の皆さんも、少し驚いたんじゃないかな。この小さな会場で決勝前夜に日本代表が決められてたなんて。
正直、日本代表選考会の内容は面白いんだけど、やっぱり世界的な大舞台ではひと味足りないというか、こじんまりしてるというか。
衣装は良く出来てても、全体の空間を有効に使った大アクションや武器やオブジェが無いので、海外勢と比べると小さく見えてしまうのですよ。
この選考会場が小さいせいもあるでしょうけど、逆にこの程度のスペースで十分だろ、的に思われてるのかもしれない。
以前に東京予選があった頃、東京ドームシティでの予選会はこの倍くらいの大きなステージだったけど、大差無かった様に思うし。
まだ日本ではコスプレは公言し難い趣味だから、特にこんなご時世で「コスサミ準備のために有休とります・今日は残業できません」とも言えないだろうし…第一、作る場所・置く場所にも困りますもの。
でもやっぱり、一次予選がフェイスブックでの投票で、予選通過の発表から本番までが一カ月半しか無いとか、決勝の前日夜にあわただしく日本代表を決めてるってのが、どうしてもね…。観客や審査員の感想を聞いてから、さらに作りこんだり、練り上げる時間が無いし。
昼の大須コスプレパレードの時点では日本代表がまだ決まってないから、パレードに日本の枠は無いし。
イベントとしてここまで大きくなってきたなら、この(日本代表選をおざなりにしてしまってる)スケジュールはどうにかしてほしいというか、各国代表がそうであるように、日本代表選考会のステップも(以前の様に)別のイベント団体に任せてしまっても良いと思う。
せっかく挑戦する人たちが、最大限の力を発揮できるような形にしてほしい。
前にも書いたけど、中国とブラジルは予選だけで9大会やってますからね?
シンガポールは人口500万人で、予選申込が主催者発表で2万5千人ですからね?(人口の0.5%)
主催国の日本が一番、代表決定のステップが小規模なんじゃないかって気になります。(以前は東京予選と名古屋予選あったけど)
悪い言い方をしてしまうと、コスサミはコスプレを日本の文化だと喧伝しておきながら、今の流れでは海外勢を丁重におもてなしする一方で、日本勢はパレードの500人も日本代表選考会への出場者も、その引き立て役にさせられてしまってる。そこが残念でならない。
・世界コスプレサミット:パフォーマンス重視の中、海外勢強さ見せる - MANTANWEB(まんたんウェブ)
…ともあれ。
出場者の皆さん、おつかれさまでした!
昨今の自粛ムードや厳しい状況下で、それでも出来る限りの準備をして、その場に挑んでくれた出場者の皆さんは、率直に格好良いと思います。敬意を表します!
ありがとうございました!!
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◆日本のコスプレはガラパゴスなればこそ、か
いままで「衣装の出来・ポーズ・ワンアクションでは日本人レイヤーのレベルは高い。でも日本のコスプレイベントには密集状態でパフォーマンス禁止な会場 が多いから、3分間のパフォーマンスってのが、コスサミで日本勢を不利にしてしまってる」って書いてきたんだけど(そもそもTV番組企画だから動きを求め るのは当然なんだけどね)、これは、自分の認識不足であったやもしれぬ。
前述した8/8シンポジウムで、何回か前からコスサミに入ってるルールディレクター・ジャッキー道斎氏は、「海外のコスプレには“動”的な面白さがある。それを日本にも広めたい」って仰せられていて、これはすごく分かった。
グローバル化、文化の逆逆輸入、みたいな?勿論その国によっても異なると思うけどさ。
それが定着して、次の…より高いレベルでの観客論を展開できる様になるには、もうちょっとすそ野を広げるというか、パフォーマンス歓迎のイベント&挑戦するレイヤーが多く出て来ないと、こういったパフォーマンス主体の審査基準では勝てないかな、と。
ただ、そうなった時に、じゃあもし大企業・TV局・行政機関なんかが積極的にコスプレイベントに関わって来ようとすると…どうなるんだろう?
より多くの金が回る世界になっていった時に、今までの手作り感や、同好の志の集まり、好きな事を1円の得にもならなくてもやるんだ、みたいなのは、無くならないまでも隅っこに追いやられてしまうのではないか。
科学技術庁の入ってるコンテストで、ジャミラのコスプレは出来るのか。
経済産業省の入ってるコンテストで、ヘドラのコスプレは出来るのか。
「コスプレイヤーという職業を作りたい」って人も居るんだけど、そうなったら“プロ”以外のレイヤーは“アマチュア”って扱いに押し込まれちゃうんじゃないだろうか。
…。
よくよく考えたら日本のコスプレ文化って多分、良い意味で“ガラパゴス化”してて、閉鎖的・排外的であるが故に、普段と違う自分に変身する“非日常性”を求めた愛好者が増えて、濃く!熱く!なったのだと思う。
それが面白がられて外国のオタクにも広まって、またそこから外国のコスプレの(開放的な)価値観が逆逆輸入される事で変質してしまうなら、グローバル化なんてしなくても良いんじゃないのか?という気持ちも、一方では有るし。
インディーズやマイナーと呼ばれていたものがメジャーに躍り出る瞬間に発生する、爆発的なパワー。でもそれはきっと、永続はしないものだろうし。
(90年代インディープロレスの人気爆発と、衰退への追憶)
大手メディアへの露出が増えるに従って、人気コスプレイヤーがモデル扱いされれば、コスプレ=美男美女のやるべきもの、みたいになっていったとしたら凄くイヤだ。単純に「好き」だけじゃ出来なくなってしまうもの。
それでも、コスサミのおかげでコスプレに興味を持って始めてみたいって人も居るだろうし、そこから新たなムーブメントが始まっていくなら、それも楽しみであったり、見届けたいって思うし。
ひとまず大成功したイベントを見ながら、少ない脳みそで色んな事は考えてしまうのであった。
答え? 出る訳ないじゃない。
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正直な事を書いてしまうと、僕だって、じゃあ代表選考会に出たいかと聞かれたら、出たいんですよ!遠いけど!
自分がやるとしたら、名古屋城やテレビ塔や浜岡原発!の簡易ミニチュアを組んで、それを破壊しながらロボットや怪獣が演舞する…とか、かな。
(水銀・コバルト・カドミウム♪鉛・硫酸・オキシダン♪)
ペーパークラフト職人なので、セット作っても総重量40kg制限はクリアできると思う。
もっとも、それをやるには今は認められていない特撮系でのエントリーが解禁されないといけないし、何より友達がいなくては…(アハハ)
× × × × ×
土曜のパレード参加と日本代表選観覧・日曜のチャンピオンシップ観覧・月曜のシンポジウム。駆け抜けた三日間でした。
シンポジウムについてはどこまで内容を書いて良いか分からないから、公式の動画をご覧くだされ。
(1時間28分からの質問コーナーで先陣を切って、コスモードの大門さんへ質問してるのが自分。ド緊張して声が震えてる(笑))
(ちなみにこの質問中、かつてエロ的な視点からコスプレ雑誌を作って撤退した出版社の実名なんぞ挙げちゃってるんだけど、カットされますね!)
来年は同じ日程で行かれるか分からないけど、それを目標と、楽しみの一つに生きてみたいな、とは思います。何だかんだ言いつつ、とても良いものを見せて頂けたので。
運営されたスタッフの方々、出場された皆さん、応援に行った皆さん、おつかれさまでした!
最大限の感謝を。
不満や文句も勿論あるし言ってるけど、でもチャンピオンシップが終わって会場を出る際、あと更衣室で着替えて日経ビルを出る際、運営スタッフの皆さんに向けて言った「来年もまた、よろしくお願いします!」は、本当に本心です。
永く続けて行ってほしいです。ぜひ。
多くの人が、たとえ不毛と言われようが、思い込みであろうが、自分が本当に好きで面白いと思う事をやって、それを観に行って。
それが数百、数千人の単位で、海を越えて、スパークした。
正直、胸が熱いです。

一言で表すなら、これは「青春」って言うのかもしんない。
・公式サイト 世界コスプレサミット2011『国際シンポジウム』開催
・公式動画 国際シンポジウム「マンガ・アニメ・ゲーム業界におけるコスプレの役割」 YouTube
(2時間あるけど面白い話も沢山聞けるので、興味ある人は時間を工面してみてくれい)
・世界コスプレサミット2012 プレサイト
お願い:
ここを読むのはコスプレイヤー以外の人も多いと思いますが、そんな人たちに「あ、コスプレイヤーってこういう人種なんだ」って固定観念を生みたくないので、ちょいと。
コスプレイヤーって一口に言っても、何かに統制されたり、一枚岩な考えで動いてる訳ではありません。
コスプレイヤーのすべてが、こういったパレードへの参加や、日本代表や世界一を目指したり、憧れてる訳では、絶対にありません。
人前に出ずに身内だけの空間で楽しむ事にこだわる人も、大勢います。あくまで趣味ですから、人それぞれなんです。
TV局主導の曖昧な審査基準でナンバーワンを決めてしまう事に、拒絶反応を示す人だっています。
ここに書いてある事はあくまで、コスサミに惹かれた一参加者の視点と感想と意見でしかありません。
そこをご理解・ご容赦ください。