※追記1-後半部分、後援の観光庁長官とジャスビコ社の関係について、情報を追記しました。(3/8)
※追記2-前半部分、不審点の1に、預かった義援金の振込先について、情報を追記しました。(3/15)
※追記3-同じく義援金の二回目の振込先について、情報を追記しました。(5/21)
※追記4-その義援金として拠出される割合が、経費を差し引いた収入から、最低で5%程度だったという情報を追記しました。(6/24)

 マスコミに登場している“復興支援コスプレ委員”の皆さんは、決して委員会と一体の存在では無く、メディア向けアピールのための人員として、詳しい実態を知らずに善意を利用されているだけだと思います。
 そして彼女たちの善意が美しくとも、その向こう側で何が起こっているのかに、目を向けてください。


 2012/10/22、名誉棄損と誹謗中傷を理由に、ブログ運営部を経由して本記事への削除依頼を頂きました(依頼者は明かされません)。しかし公共性・公益性・事実性の観点から、法的な名誉棄損には当たらないと考えていますので、全文削除はしません。
 本記事の内容に事実と反する情報があれば、ご指摘いただければ該当部分への訂正や両論併記いたしますので。


 本稿は2012年2月初旬にmixi日記用に書きました。外部ブログに公開しようかどうか迷っているうちに例の台湾事変が起きて、延び延びになっておりましたが、「個人の手の届く範囲で調べた事・考えた事」という前提で、少しばかりの勇気を出して公開したいと思います。

 興行の世界においては「2月は鬼門」と言われ、集客に苦戦するそうです。
 気温の低さ、日照時間の短さ、テストや受験シーズンとも重なり、どうしても家にこもりがちになるからです。「笑点」「サザエさん」の視聴率も、毎年2月が最も高い=日曜の夕方にみんな家にいる、という事だそうです。
 さて、3月になるとその反動や春休みシーズンという事もあって、色んな興行・イベントの類が増えてくるのですが…?


■■■これまでの大まかな流れ■■■

2011年5月、新興のコスプレイベント団体・復興支援コスプレ委員会が発足する。
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「後援・観光庁」「20代女性によるコスプレを通じた社会貢献」などを文句に、プレスリリース(有料)を配信しまくる。
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このネタにマスコミが飛びつき、いくつかの新聞にも載り、美談として知名度を上げる。
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勢いに乗って新規の会場開拓や、異業種とのコラボなど、短期間に勢力を拡大させていく。
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(一方、集めた義援金に関するアナウンスがなかなか行われない、また復興支援の内容が具体的ではないなど、不審な点が指摘される)
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大阪梅田でレンタル撮影スタジオを経営する
(株)ドットクラウドワンと業務提携を発表。またプレスリリース配信。
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しかしこの(株)ドットクラウドワンと復興支援コスプレ委員会、プレスリリースに記載された代表者名も所在地も全く同じ。設立時期も10日しか違わない…?
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復興支援コスプレ委員会の実体って(株)ドットクラウドワン、つまり営利のイベント会社って事じゃ…?

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