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 ページ開いた瞬間感じたのは、ぶっちゃけコスモード別冊というより「電撃レイヤーズっぽい?」という事でした。
 そう、2010年8月号を最後に不定期刊化…事実上の休刊をした、「電撃Layers」(メディアワークス)のイメージを思い浮かべてもらうと、分かりやすいかと。
 と、ちょいと意地悪な書き方で始める。


 今現在、コスプレ雑誌では唯一の定期刊行である、インフォレスト発行の隔月刊「COSMODE」(以下コスモード)の、増刊号として出版されました、「cosnap!」(以下コスナップ)を買って読んでみたのです。
 ほれ、コスモードって、その誌名の通り本格指向というか、衣装や写真に作品として完成度の高さを求めてるイメージが有ったと思うんですね。
 そこでよりコスナップは誌名の通り、友達とのスナップ写真や読者投稿写真で、ライトにポップに、「コスプレって楽しいんだぜ!」的な誌面づくりを意識してるのでしょうね。
 コスモードの妹分、という位置付けも納得です。

 ファッション雑誌に例えるなら、コスモードが「VOCE」なら、コスナップは「セブンティーン」かな。出版社が全然違うけど。
 奇抜なファッションとスナップ写真という意味では「KERA」なんじゃないか、って気もしますが。

 ちなみにコスモードは元は「COSMO」という誌名で2002年からインフォレストより発行されていたのが、翌年から「デラべっぴん」など男性向け書籍を多く扱う英知出版の発行となりまして、それが倒産した為に2007年夏から再びインフォレストに移っている。
 このインフォレストも英知出版から分離して立ち上げられた出版社で、有名な「小悪魔ageha」「I LOVE mama」も出してます。そういやagehaでも「私達は最近、オタの血が混ざっている!」という特集をやってましたっけ。…実は表紙のとっちさん、agehaとコスナップで同時にモデルしてらっしゃいます…(こちらの記事を参照)

 なので、小悪魔agehaもコスモードも、“盛る”をテーマとした造型雑誌(…。)として、同じ出版元になった事でむしろしっくりした気はするのですが。
(藤原美智子先生辺りが見たら絶句するんじゃないかな)

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◆ コスプレイヤー9842人の実態調査白書

 SNS・コスプレイヤーズアーカイブとの大型連動調査。総回答者数9842人。(私も答えました)
 こーゆーアンケート結果って、新聞記事と同じで公開された資料と捉えてますから。で、間に注釈も入れときます。

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